消費税増税から社会貢献について考える【音声と文章】
山田ゆり
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今回は、消費税増税から社会貢献について考える
ということをお伝えいたします。
8分25秒の音声です。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。
**文章はここからです***
おはようございます。山田ゆりです。
今回は、消費税増税から社会貢献について考える
ということをお伝えいたします。
今年の10月1日から消費税率が現在の8%から10%に引き上げられます。
この消費税は
1989年4月 税率3% 竹下登首相
1997年4月 税率5% 橋本龍太郎首相
2014年4月 税率8% 安倍晋三首相
その後、
2014年11月 と
2016年6月 二度に亘って消費税率10%を延期。安倍晋三首相
そして、とうとう
2019年10月 税率10%が始まります。
消費税法が施行される以前から、
「一般消費税」
「売上税」
「国民福祉税」などの名目で
今の消費税の話が出ては消えてきました。
ところで、私たちが負担した消費税は
どのように使われるのでしょうか。
財務省HPの「消費税収の使途の明確化」
消費税法第1条第2項には、
次のように記されています。
消費税の収入については、
地方交付税法に定めるところによるほか
毎年度、制度として確立された
年金、医療及び介護の社会保障給付並びに
少子化に対処するための施策に要する経費
に充てるものとする、となっています。
この文言から、私たちが普段
言葉にしている「消費税」は
「国」の税収だけではなく
「地方」の税収にもなるのだという事が分かります。
日々事務をされていらっしゃる方は
既にご存知の通り、
「消費税」を納める時は
「消費税及び地方消費税」として納めています。
消費税率5%の場合
4%が消費税(つまり国の分)
1%が地方消費税
に振り分けられていました。
現在の消費税率8%の場合
6.3%が消費税(つまり国の分)
1.7%が地方消費税
に振り分けられています。
これが消費税率10%になると
7.8%が消費税(国税)
2.2%が地方消費税
に振り分けられます。
この国と地方の割合は
ほぼ8:2で安定しています。
ところで、税金には、
「直接税」と「間接税」があるのは
ご存知だと思います。
「直接税」とは所得税、住民税、法人税、
事業税、固定資産税、相続税、贈与税、
自動車税などのように
納税者が直接支払う税金です。
これに対して「間接税」とは
「消費税及び地方消費税」、「酒税」、
「たばこ税・たばこ特別税」、「印紙税」、
「関税」、「自動車重量税」「入湯税」、
「ゴルフ場利用税」などがあります。
消費税のように直接払うものではないので
税金を納めているという感覚がありません。
以前、個人的な件である申請をしようとした時、
納税証明書が必要でした。
納税証明をとりに役所へ出向いたら
納税証明は出せないと言われました。
その頃私は、認知症の母と3人の娘たちを
所得税の扶養にしていました。
だから私は当時、非課税で税金の対象にはなっていませんでした。
つまり、年末調整の時は、
もちろん所得税(国税)はゼロです。
県市民税(地方税)もゼロ又は均等割りだけだったと思います。
年齢が50代とはいえ、中小企業の女性の給料は微々たるものです。
だから私は扶養する人数が多いため
その頃、毎年、所得税はゼロでした。
納税証明書がでないので、
他のもので代用できるか申請先に尋ねたところ、
納税証明書でなければ受け付けないと言われ、
結局、その申請はできませんでした。
脱税しているのでも
税金を滞納しているのでもなく
一生懸命働いているのに
扶養家族が多いから税額がゼロ。
税額がゼロなのは
私のせいではありません。
それなのに、やろうとした事ができませんでした。
納税証明書を出せないと
役所の方に申し訳なさそうに言われた時
なぜか自分が惨めでした。
所得税を納めていないという事は
私は社会に何も貢献していないのでしょうか?
毎日朝から晩まで一生懸命働いて
帰宅後、母として妻として、
さらに認知症の母の介護をしているのに、
私は社会的価値がないのでしょうか。
ここまでのお話で皆様はもう
お気づきのことと思います。
役所では「あなたは税金を納めていませんよ」と言われても
何かしらの買い物をしていれば
一般的に、誰でも国や地方に
消費税を納めています。
私たちは消費する事で
社会に貢献しています。
専業主婦の方や
介護をされていらっしゃる方
うつ病やその他のご病気で
やむなく自宅療養されていらっしゃる方
様々な理由でお仕事をされていらっしゃらない方
「私は外に出て働いていないから
社会に貢献していない」と
悲観的にならなくても大丈夫。
何かを買ったり
サービスを受けたりした時に
対価としてお金を払っています。
その時、消費税を間接的に納めています。
納付書を切ることはなく、
普段の買い物の時に、
さりげなく納税をしています。
だから誰でも社会に貢献しています。
この消費税は
年金、医療及び
介護の社会保障給付並びに
少子化に対処するための施策に要する経費
に充てるものとする。
財務省HPの
「消費税収の使途の明確化」
に記されている文言の通りに
使われているとしたら
世の中に非課税の人はいない
のではないでしょうか。
本日は、消費税増税から社会貢献について考える
ということをお伝えいたしました。
本日も最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。
ということをお伝えいたします。
8分25秒の音声です。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。
**文章はここからです***
おはようございます。山田ゆりです。
今回は、消費税増税から社会貢献について考える
ということをお伝えいたします。
今年の10月1日から消費税率が現在の8%から10%に引き上げられます。
この消費税は
1989年4月 税率3% 竹下登首相
1997年4月 税率5% 橋本龍太郎首相
2014年4月 税率8% 安倍晋三首相
その後、
2014年11月 と
2016年6月 二度に亘って消費税率10%を延期。安倍晋三首相
そして、とうとう
2019年10月 税率10%が始まります。
消費税法が施行される以前から、
「一般消費税」
「売上税」
「国民福祉税」などの名目で
今の消費税の話が出ては消えてきました。
ところで、私たちが負担した消費税は
どのように使われるのでしょうか。
財務省HPの「消費税収の使途の明確化」
消費税法第1条第2項には、
次のように記されています。
消費税の収入については、
地方交付税法に定めるところによるほか
毎年度、制度として確立された
年金、医療及び介護の社会保障給付並びに
少子化に対処するための施策に要する経費
に充てるものとする、となっています。
この文言から、私たちが普段
言葉にしている「消費税」は
「国」の税収だけではなく
「地方」の税収にもなるのだという事が分かります。
日々事務をされていらっしゃる方は
既にご存知の通り、
「消費税」を納める時は
「消費税及び地方消費税」として納めています。
消費税率5%の場合
4%が消費税(つまり国の分)
1%が地方消費税
に振り分けられていました。
現在の消費税率8%の場合
6.3%が消費税(つまり国の分)
1.7%が地方消費税
に振り分けられています。
これが消費税率10%になると
7.8%が消費税(国税)
2.2%が地方消費税
に振り分けられます。
この国と地方の割合は
ほぼ8:2で安定しています。
ところで、税金には、
「直接税」と「間接税」があるのは
ご存知だと思います。
「直接税」とは所得税、住民税、法人税、
事業税、固定資産税、相続税、贈与税、
自動車税などのように
納税者が直接支払う税金です。
これに対して「間接税」とは
「消費税及び地方消費税」、「酒税」、
「たばこ税・たばこ特別税」、「印紙税」、
「関税」、「自動車重量税」「入湯税」、
「ゴルフ場利用税」などがあります。
消費税のように直接払うものではないので
税金を納めているという感覚がありません。
以前、個人的な件である申請をしようとした時、
納税証明書が必要でした。
納税証明をとりに役所へ出向いたら
納税証明は出せないと言われました。
その頃私は、認知症の母と3人の娘たちを
所得税の扶養にしていました。
だから私は当時、非課税で税金の対象にはなっていませんでした。
つまり、年末調整の時は、
もちろん所得税(国税)はゼロです。
県市民税(地方税)もゼロ又は均等割りだけだったと思います。
年齢が50代とはいえ、中小企業の女性の給料は微々たるものです。
だから私は扶養する人数が多いため
その頃、毎年、所得税はゼロでした。
納税証明書がでないので、
他のもので代用できるか申請先に尋ねたところ、
納税証明書でなければ受け付けないと言われ、
結局、その申請はできませんでした。
脱税しているのでも
税金を滞納しているのでもなく
一生懸命働いているのに
扶養家族が多いから税額がゼロ。
税額がゼロなのは
私のせいではありません。
それなのに、やろうとした事ができませんでした。
納税証明書を出せないと
役所の方に申し訳なさそうに言われた時
なぜか自分が惨めでした。
所得税を納めていないという事は
私は社会に何も貢献していないのでしょうか?
毎日朝から晩まで一生懸命働いて
帰宅後、母として妻として、
さらに認知症の母の介護をしているのに、
私は社会的価値がないのでしょうか。
ここまでのお話で皆様はもう
お気づきのことと思います。
役所では「あなたは税金を納めていませんよ」と言われても
何かしらの買い物をしていれば
一般的に、誰でも国や地方に
消費税を納めています。
私たちは消費する事で
社会に貢献しています。
専業主婦の方や
介護をされていらっしゃる方
うつ病やその他のご病気で
やむなく自宅療養されていらっしゃる方
様々な理由でお仕事をされていらっしゃらない方
「私は外に出て働いていないから
社会に貢献していない」と
悲観的にならなくても大丈夫。
何かを買ったり
サービスを受けたりした時に
対価としてお金を払っています。
その時、消費税を間接的に納めています。
納付書を切ることはなく、
普段の買い物の時に、
さりげなく納税をしています。
だから誰でも社会に貢献しています。
この消費税は
年金、医療及び
介護の社会保障給付並びに
少子化に対処するための施策に要する経費
に充てるものとする。
財務省HPの
「消費税収の使途の明確化」
に記されている文言の通りに
使われているとしたら
世の中に非課税の人はいない
のではないでしょうか。
本日は、消費税増税から社会貢献について考える
ということをお伝えいたしました。
本日も最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。
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