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新しいジャンルへの身投げ

☆暑さ駆け出しの夏、ご報告を兼ねて


転職しました



ご無沙汰しております。
つくね時に天と書いてそらと読む女、天🥂☪︎*。です。
この度長年愛した葬送の世界から身投げをしました。
ホントに好きでした。
天職と言えるほど素晴らしい世界は私に喜怒哀楽を与え、居場所をくれました。
不器用で反面教師な20代を
とても温かな思い出にしてくれました。
嫌な記憶も辛かった日々も繰り返したくない過ちも沢山ありました。
それでも尚、忘れたくない良い経験です。

そういえば以前退職を考えていた時期は、ただの転職で葬儀自体は離れるつもり無かったのです。
凡そ2年悩み抜いた上で別の業界に飛び込むこととなりました。

あの日の私が聞いたらこれまた驚くと思います。

別に葬儀にこだわりたい訳では無かったのです。
愛してしまった世界から離れる勇気が無いだけでした。
離れてみれば案外善いものです。
辛く苦しかった思い出も温かい過去に変わりました。
これまたご縁がありまして、
転職先…身投げして飛び込んだ先は清掃業です。


接客に背を向けて

結果接客業を離れました。
見習いの身ですから、今は諸先輩方と一緒ですが
慣れた頃にはきっとひとりで現場へ向かうことも。
黙々と綺麗を目指す日々が待っています。
その場にお客様は居ません。

接客業のいい所って彼ら彼女の一挙一動にこちらも感化されるところだと思ってました。
その一言に励まされ、時としてやるせない一言を浴びて心が折れる。

それでも時々真に響く『ありがとう』が接客業の救いでした。
あの一言でなんでも乗り越えられた。

新しい世界にその『ありがとう』はありません。
その代わり、見た目様相を変えて蘇っていく部屋があります。
私や諸先輩の手によって若返る部屋があります。
今後はそれらが楽しみです。
今後は“部屋と会話"して綺麗な景色を集めていきます。

不思議と後悔もなくワクワクしています。
新しい世界を知るというのはこんなにも心地よい感覚だったんだと今更になって知るのです。
(2024/08/02)




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