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【感想】正体
ちょっと時間がかかったけど読み切った。
何故かハラハラする部分は先に進めない。
心配やイラつきで見ていられなくなる。
これって性格なのか?
読了後の余韻は長引いた。
悲しい顛末は引きずる。
これは性格じゃなく、作者の思うツボだと思う。
社会への提言作品だったね。
なのでそこは力を込めて頷く。
心が動く作品を書く人には、全て肯定してしまう。
・・・
コレ、映画やってるよね。
観てみたいと思った。
と言いつつ、本心の7割は配信まで待とう なのだけど。。。
読み応えのある長編作の映画は、大概物足りなく感じるもので。
つまりコレは
むち打ちになるくらい、不意にドン!と 押された様な物語だった。
めまいが治まったころ ふっと思う。
人は
キチンと会話をし、話し方や反応、考え方を受け取り、人間性を知り
一生懸命関わって初めて得た相手への印象は
信じなきゃダメだなぁと。
肩書きや権威だけではイカンのかも。
もし、人に騙されたなら
それは自分に隙があるって事かもしれん。
・・・と余韻の中でぼんやり思った。
この物語の嘘つきは 警察だったのだし。
では、自分だったら、彼(鏑木)を信じる?
ぐるぐる思考がめぐり
着地点を探し損ねている。