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ちょっと笑える最近の習い事

半年ほど前から地域で開催されているフィットネス教室に参加しています。ここ数年はコロナ禍ということもあって、1人で公園を歩いたり走ったり、ネットの動画を見ながらエクササイズをしたりということをしていて、それはそれで楽しく続けてはいたのですが、コロナがだんだん落ち着いてくるにつれて、なんだか物足りない気持ちになってきました。以前のように大勢で集まって何かをしたい!人とふれあいたい!そんな気持ちが高まってくるのを感じました。そんな自分自身の気持ちに気がついてしまったら、もういてもたってもいられないというか、ちょうど募集しているチラシを目にしたものですから、すぐさま半年コースのフィットネス教室に申し込みました。
申し込んだのは、コースの説明に「音楽に合わせて、歩くことを中心にした有酸素運動」とあって、簡単に言うならエアロビのようなものらしいので、まぁなんとか初めての私でもできるだろう、と思ったのですが、これが甘かった。
どこかで聞いたことがある懐かしのダンスミュージックに合わせて、前で踊る先生のマネをするのですが、初心者にも容赦ない難しいステップが次から次へと。しかも先生はゆっくり教えてくれるわけでもなく、ひたすら見てマネをするのです。45分間のレッスンでいくつかのパートにわかれたステップの組み合わせをいくつも覚えて、それがだんだん長くなってきます。時々、先生は「では、初めから!」と言うのですが、無理です。とても覚えられません。
参加しているのは20人くらいなのですが、50代から60代と思われる女性がほとんどで、中には髪の白い最高齢と思われる男性もいて、よくがんばるなぁと感心してしまいます。
早いもので半年のレッスンも残り2回になりました。現状はというと、先生のステップの半分くらいをようやっとマネしつつ、しかも数テンポ遅れ気味に踊っているんですから、外から見たら変にクネクネ、ドタバタ、さぞかし笑える動きだろうと思います。今も思い出して自分で笑っています。若い頃だったらもう少し体も柔軟に動けただろうし、動きを覚えることもできたでしょうけれど、今の私にはこれが精一杯。
ふと周りをみると、みんな時々よろけたり、ヘンテコな動きをしながら苦笑いしつつやっているようです。同じだ。半年続けても、ほとんど上達しなかったけれど、また次の半年分の申し込みもすませました。またがんばろうと思います。

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