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春のお花探しに向けて定点観測

山に登ることがきっかけで、野山に咲く可憐な花に心を奪われるようになった私ですが、最近ではどちらかというと花を見ることの方に重心が傾いて来たようです。

冬は山に登ってもなかなか季節の彩りを見つけることはできません。その点ではちょっと寂しい山歩きが続いています。それでも1月にはロウバイが咲き始め、今年は開花が遅れている梅もそろそろといったところ。

自生地での開花はまだ先ですが、植物園などでは、春の妖精=スプリングエフェメラル、セツブンソウやセリバオウレン、フクジュソウなどの開花も報告されはじめました。山だけではなく、花の少ない時期はこういう植物園を訪れるのも楽しみになってきました。

そして、さらに最近は近くの公園や里山の麓など自然が残ったところを散歩しながら野の花の生育状況や開花を観察することが楽しみになりました。
ここ1.2週間で、春を知らせるオオイヌノフグリやホトケノザが元気よく咲き始め、先日は2週間前は咲いていなかったヒメオドリコソウもピンクの色を見せ始めました。この時期ばかりは、こんなありふれた雑草と呼ばれるような花の開花にも心がこんなに踊るから不思議です。
これからは冬から春への季節の移り変わりが楽しい季節。春の訪れを目一杯楽しむように、何ヶ所かの場所を定点観察しようなどとリストを作って楽しんでいます。

ひだまりに咲くホトケノザ

ヒメオドリコソウのピンクがチラッと
石垣の隙間からツタバウンラン

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