薬屋のひとりごとを考察する8薬草(蒲公英・蓬・曼珠沙華)
📖引用
外廷は、後宮の何倍もの広さがあるのに、材料にできる薬草はあまりない。見つけることができたのは、蒲公英、蓬といったどこにでもあるものくらいだ。
あと曼珠沙華も見つけた。猫猫は、あの球根を水にさらして食べるのが好きだ。ただ、球根には毒があるので毒抜きがうまくできないと腹痛で苦しむ羽目になる。わざわざそんなものを食べるなと、よくやり手婆に怒られたが性分なので仕方ない。
🎓考察
私は、コーヒーが飲めない
蒲公英(タンポポ)は、開花前の乾燥させた全草や蒲公英根が、生薬として使用されます。解熱作用,発汗作用,健胃作用,利尿作用、催乳作用があります。
蓬は、葉・枝先が生薬として使われます。漢方薬の芎帰膠艾湯に配合されています。これは、痔の出血に使用されます。
曼殊沙華、ヒガンバナ、彼岸花、「彼岸に咲く花」。鱗茎が生薬として使用されます。鎮咳去痰作用、鎮痛作用、降圧作用、催吐作用があります。その名前から縁起が悪いとされ、忌避されている花ですが、私は群生しているのを見ると怖いくらい綺麗だなと思います。
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