~集団授業と子別指導の併用のデメリット~
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~集団授業と子別指導の併用のデメリット~
サイタコーチングスクール認定講師の松友喜美です。
私は、集団授業の講師でもあり、
子別指導のプロ講師でもあります。
どちらの立場も経験している観点から、
併用の「デメリット」について、
考察しようと思います。
受験があと5ヶ月後に迫ってきました。
夏が過ぎても、
志望校と成績とのギャップがあると
焦りを感じてしまいますね。
このままでは、、、と
ネガティブな思考回路になりがちです。
そこで、
子別指導を追加して、
そのギャップを埋めようとします。
しかし、
秋以降、集団塾では、
過去問を取り組ませたり、
課題や宿題も増えたりと
時間のやりくりが大変になっています。
お子さまも疲弊してくるこの時期、
まわりに振り回されず、
より良い選択をしていきたいですね。
《集団授業内で起こるデメリット》
子別指導をスタートした生徒は、
集中力が下がります。
なぜならば、
あとで子別の先生に聞けばよいというマインドが発生するからです。
これまでは、少々わからないことがあっても、
必死に聞いたり板書の内容を理解しようとしていました。
でも、併用することで、
授業中に真剣に考えようとする力が低下してしまうのです。
その結果、
併用しているのに、
成績の伸び悩みが生じます。
私は、生徒たちの会話から
併用している情報をつかみます。
私の授業は、
生徒たちと双方向で学び合うため、
「あとで子別の先生に聞けばよい」マインドの生徒とも、
問題の解法が理解できているかの対話を重ねています。
集団塾の生徒たちには、
あくまでも集団授業が主、
子別指導はそのサポートであることを伝え、
これまで以上の集中力と思考力を養い、
合格力をつけていきます。
一方、
《子別指導で起こるデメリット》
生徒たちは、毎日の学習に追われています。
また、
秋は学校の行事も多く忙しくなりがちですし、
夏の疲れも出やすい頃です。
集団授業では、仲間もいるため、
頑張って授業を受けることもできますが、、、
子別では、甘えが出やすくなります。
おしゃべりで時間を費やそうとしたり
眠くて学習が捗らなかったり
1問に必要以上に時間をかけたり
学生の講師ですと、
この状況に流されてしまうことが多いです。
子別に何の目的で、
その指導時間をどのように過ごすか
生徒自身が我がごとになっていないと、
ただ何となく流れてしまう時間になってしまいます。
それなら、
集団塾に一つに絞って、
教科の先生と連携をとり、
質問対応したり、
自習室を活用したほうが、
成績向上につながります。
子別指導の際には、
その塾の解法の手順を共有しながら
その生徒にあった定着のしかたを考えます。
毎週の復習テストで安定した点数が取れることで
やる気や自信に繋げていくことのようなサポートが
併用の子別指導の役割なのです。
いかがでしたか?
単に、併用すれば、
成績が伸びるわけではありません。
お子さまたちは、
相当な負担がかかっています。
ここからの受験終盤は、
「がんばれ!」だけでは、
心が折れてしまいかねません。
受験という車のハンドルを握り操縦するのは
お子さま自身です。
私たち関わる大人は、
補助輪として寄り添うしかないのです。
大変!つらい!と思うときは、いつでもお話を聞きますね。
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