わたしと「小さな夢」
わたしには、小さい頃からずっと叶えたい夢がある。
とても些細で簡単に叶いそうな小さな夢、でもなかなか機会に恵まれない。
それは、蛍を見ることだ。
一度も実際に蛍を見たことがないわたし。
だからこそ実際に見たい気持ちがある。
理由はもうひとつある。
蛍は、わたしの名前に関係があったからだ。
そんな名付けの話を聞いてから、わたしは蛍に焦がれている。
どこかでまた書きたいが、わたしの蔵書印のモチーフが蛍なのもこれが理由だ。
今、蛍の生存場所が減ってきている。
もちろん保護活動も行われている。
いつか、一生に一回は蛍が見れますように。
1年を24で分けた二十四節気とそこからさらに72に分けた七十二候という四季よりも細かい季節でいうと、今日から「腐草為螢 くされたるくさほたるとなる」が始まるようです。