自分に合っていてストレスの無い家
月盛です。
これまでずっと切れ目なく仕事をしてきました。
だから今は家の中のことをするのが楽しくて、時間も自分優先ですから夢中になればなったままで続けることが出来るのも嬉しい事です。
何も無い部屋で大の字になって日差しを浴びている・・・贅沢な時間です。
まずは昨夜の定点観察です。
居間は
寝る前の片付けです。
キッチンも
リセットしました。
これから居間・キッチン・寝室・洗面所・玄関など定点観察続けます。
私が片付け習慣化出来るまでお付き合い下さいませ(笑)
家にいるようになって一番びっくりしたのはテレビの通販番組の多さです。
健康・美容・生活と中高年の抱えている不安に合わせて作られています。
これ全部使っていたら病気なんてならないはずですね。
とっても魅力的なフレーズが流れると思わずポチっとしてしまいそうです。
実は、私の元職は介護施設関係でした。
入居の面談をする時に、この通販番組が原因の入居希望者も結構いたんです。
認知症状があってもひとり暮らしの方々はたくさん居られます。
ある日子供さんが家を訪ねると家の中にたくさんの段ボールが積まれていたそうです。
テレビで「これさえ飲めば膝が痛くない」と言えばすぐに電話をしてしまいます。
頼んだことは忘れてしまいますから又見ると電話をしてしまいます。
健康器具も同じものが何台もありました。
しょうがないから家電を外しました。
携帯は短縮番号で子供にしか掛からないように教え込んで渡しました。
そしたら今度は新聞を見てはがきで注文をするようになりました。
どうにもならずに施設に入りましたが、入ってからも私達は一日に何度もメモを渡されました。
「ここに電話をしてくれ」「はい、注文しておきますね」
頼んだことも忘れますし、届かない事にも気が付きません。
こう毎日繰り返して流れてくると、何だかそれを使わないのが損していると言われているように感じてきます。
実際良い物もたくさんあるのでしょうが・・・。
片付けも同じように思います。
たくさんの方々がテーマにしていますし、本でも特集を組まれることも多いです。
それだけ悩んでいる人が多いという事、そして正解が無いという事です。
私も色々な情報が目に入るたびに憧れました。
生活感よりも素敵なインテリアやお洒落な家具に目がいきます。
目の前の寄せ集めのインテリアにがっかりし、どうせこれだもんねと諦める事の繰り返しでした。
通販番組と同じで、すべて揃えれば理想に近づくのでしょうがそれは無理な事です。
物を少なくしているうちに、インテリアとかじゃ無くて自分を解き放つこの空間が有ればいいんじゃない?
そう思えるようになってきました。
ただし、物が少なくても不便では駄目です。
空間が自分に合っていてストレスの無い家が一番でしょうか。
訪れた友人が「落ち着くね~」と言ってくれればそれで良いですよね。
まだまだ余分な物の有る家です。
あとは自分が自分の為に選び抜いていくだけです。
それではまた明日!