会社の周りは鬼ばかり
経営者と言うのはいつもいつも事業や
会社の事を考えているものです
その上
問題も尽きないのが経営というものかもしれない。
私はよく思いましたよ
うちは会社版 「渡る世間は鬼ばかり」かよってね。
橋田壽賀子ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』TBSによる公式サイト。みどころ、あらすじ、キャスト紹介など。岡倉家の5人の娘たちに起こる家庭の問題、家族の絆が描かれる。
これは平成に長く続いたテレビ番組で、
毎回毎回問題勃発して、あたふたする様を描いているドラマでした。
若い人は知らないかもね
会社生活の中で
「あの~お話があるんですけど」と、社員から言われるときが一番ドキっとしたものです
「えッ辞めちゃうの?」 心の中で思うのですよ
やっとここまで育てたつもりなのに・・・とね。
でもそんなことはみじんも顔には出さず
「わかったわ、じゃ、○○日にランチしながらどう?」って言うの
そして、ランチを食べて笑顔で去って行っちゃうわけよ
そんな繰り返し
あ~社長ってなんやねん!
またある日は
「○○さんと言う方から凄いお怒りの電話です」と。
いつもながら、
あ~またやってしまったのね・・・
うちの会社は出版社だけど、ポスティング事業もいち早く手掛けていて。
「このポストにチラシなどは入れないでください」って
ポストに書いてあるじゃないですか。
その張り紙のあるお宅に間違って入れてしまったことから
の苦情の電話がよくありました。
なんてったて20万世帯以上あるのですから
事業が整う最初の数年まではよくそんなお怒りの電話を受けたものです。
一番怖かったのは
おっかないお宅様(文字には書けないから想像してみて)のポストに入れたときには
それはそれはものすごい勢いでのお怒り電話。
ポストにいれたやつを出せと言われたのですが、
出せるはずはありません。
普通の主婦の方に配っていただいてるわけですから
入れた方には何の責任もないのです。
そう、私が謝りに行くしかないわけです。
謝る相手は・・・・怖いっ顔
まるでドラマ?
よくこういうシーンあるよね
怖いよ~
ま、解決までの話は省略しますが、
そんなこともありありの日々ですからね。
今、いろんな経営者さんのお話しをうかがっていると、
手に取るようにそのお困りごとの状況がわかります。
昔の私のようです。私ほどでもないかな笑
先日、起業したばかりの女性のお話しから
彼女の心の迷いが手に取るようにわかります。
勢いで起業したけれどなかなかお客様は見えない。
その上詐欺まがいの事に巻き込まれてしまい
どうしたらいいのかわからなくなってしまったってね。
普通の女性なら誰だっててんぱってしまいますよね。
止めてしまおうか
でも、続けなきゃいけないかな?
気持はぐらぐら揺れる
起業1年目には誰でも体験することかもしれません。
私は言いました。
「じゃ、やめたとして、何が楽になるのかな?
あなたにとって、良いコトは何かな?
なぜ起業したのか?その時の事をもう一度考えてみようよ
私の場合はどんなことがあろうと、やめることができなかったから
止められなかったけどね。
まだ選択できる余地があるなら、今なら引き返すことだってできるから」
2~3時間お話ししたかな
全部吐き出したらスッキリされたのか
「やっぱりがんばろっと」と元気に帰って行かれました。
誰かに話すと。ふっと楽になるものね。
あ~よかった!
私にできる事、いっぱいするからね。
一緒にかたちにしていこう!
経営者は
毎日のようにやってくる心の中の鬼だったり
リアルな鬼だったりを
時には追い払ったり
時には家に招き入れて仲間になってもらったり
そういうことを考え決断していくのが本来の仕事なのよね
くれぐれも間違ってはいけないのは、目先の作業が忙しいことを理由に
考えることをやめてしまう事なのよ。
毎日がドラマで
毎日が鬼退治だった。
でも・・・でもね
時代は変わったのよ!
社長が一人で頑張る時代じゃないのね
一人と一人と手を繋いで
キジさん猿さん犬さん、
誰が一番大将かってことじゃなくて、
みんなが大将で鬼に対峙するのが
頭の良い経営者だという時代になりました
作業から手を放し、
肩の力を抜いて
仲間作りや応援者つくることに
力を注いでみると
思いがけない出会いが道を拓いてくれますよ
あ、それと働き方の仕組み作りもこれからは大事ですね
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