"らしく在るべき"のこと。
柚月です。
今回は紹介したいマンガがありまして、noteを書いています。
『性別「モナリザ」の君へ。』
吉村旋先生の作品です。
もしかしたら、知ってる人もいるかもですが…
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この作品の世界では、ヒトは幼少期を"性別の無い姿"として生きて、12歳になるころに自分が望む性別へと変わっていきます。
要は、何でもない姿の時期に色々経験して、自分はどうなりたいのか…それに従って天秤が傾いていくという原理になっている、と。
僕的にはまさに理想の世界です。
こんな世界だったら、今みたいな苦しみ方はしてなかったのかな?と、読み始めた当初は思って感動していました。
まぁ、こういう言い方をするってことは、今はそうでは無いってことなんですけど笑
あんまり話すとネタバレになっちゃうので…
そんな世界にも"シナリオ通りにはならなかった"ヒトが存在します。
主人公の「有馬 ひなせ」もその一人
これは、性別を持たないまま成長した主人公が、大人の姿になったヒトたちとの関わりを経て"変わっていく"物語
ひなせは一体どうなってしまうのか…
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僕は主人公のひなせが大好きで、不謹慎ながら「ひなせになりたい」と思っていました。
これは、んー、今も思ってます笑
この作品の中では、"もし、生まれたときから性別が決まっていたのなら"という仮定をする場面があります。
前提が逆なのだから、視点も逆になりますよね。
僕が思うように彼らから見ても、この世界は不思議なものになる。
面白いなと思った部分の一つです。
この作品の描かれ方の特徴として、色があります。
カラー印刷というか、ベースが二色印刷なんです。
テーマは「性別」
それぞれを表す部分や感情が載っている部分に青が使われていて、とても深い作りになっています。
男は青?女は赤?
性別って本当に2つに分けられる?
セクシュアル・マイノリティに理解がでてきた今だからこそ、読んでもらいたいマンガです。
是非、読んでみてください。
それでは、この辺で( *¯ ꒳¯*)ノ
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