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【厄日】超級フラグ建築士aosagi【事故】

先日はなんだかよくわからんつぶやき↑を残してしまったが、まあなんというか大変なことになった。

人生というのはこんなにも簡単に変化するんだなと実感しつつ、そのあまりのフラグ回収っぷりに邪神でも憑りついてんじゃないかと思ったので記事にしたいと思う。

命に別状はないが、一歩間違えば命はなかった

これもまた人生……。


さて、自分は直近で「スマホを会社に忘れた記事」を書いた。

内容を箇条書きにするとこんな感じ。

・自転車通勤って最高だよな!
四季で一番好きな秋も最高だぜ!
そういえばスマホ会社に忘れたけどまあいいか
冗長性って大事だよね
自分がミニマリストになるのは遠そうだなぁ
・交通安全!!

さて、ではこんな記事を書いてからどうなったのか。


結論から言うと自転車から盛大にこけた

いや、向こう側から来た若者を避けようとちょっとハンドルを動かしただけのはずだったのだが、運悪く縁石の隙間に挟まってドガシャーン!!と倒れ、車道に体を半分出した状態となったのだ

通いなれた通勤路。

まさかこんなことになるとは思わなかったが、なにせ大通りかつ交通量がヤバい時間帯である。

車道にはみ出した体が無事だったのはまさに奇跡で、車が来ていたら命はなかっただろう。

その後どうにか死ぬほど痛む足を引きづって歩道へと這い戻った。


……さて、問題はこの後だ。

さすがに目の前で盛大にこけたので向かい側から来た若者たちも止まって心配してくれたのだが、なにせ恥ずかしいどころじゃないため、「大丈夫だから!!(半泣き)」と、自分は彼らを帰してしまったのだ。

しかしふと思い出す。今の自分にはスマホがないことを。

いやタイミングどんだけだよと。


「スマホなんてAudibleにしか使ってないんだよね」

「だから会社に置いて来ても大丈夫!!^^」


とかドヤ顔で語っていた過去の自分には責任を取っていただきたい。

とはいえ起きてしまったことは仕方がない。

反省しよう。

今や絶対にスマホは必要だし、絶対いらんだろと思っていたAppleWatchUltraの衝突検知や、SIMを入れて時計のみで通報ができる機能は役に立つのだ。

……まあ今はどっちも持ってないんだけども。


しかしどうしたものだろうか。

めっちゃ足は痛いが、ズタズタになって血が出ているとかではない。

もしかしたらワンチャン職場まで行けるかも?(錯乱)

そう思った自分はとりあえず立ってみようとした。

すると……?

 
左足「ふにゃん…」


左足くんがふにゃふにゃだった。(そして超痛い)


はい、終わりですね……。

自分は諦めて地べたに座り込んだ。

助けも呼べない、会社にも連絡できない、こりゃもうどうしようもない。

まさに諦めの境地というやつだ。


大通りを走り抜ける車たちを、座った姿勢でぼーっと見る。

やっぱりあのはみ出し方は運が悪けりゃ死んでたよな……と実感する車の勢いだ。当然止まってくれるわけもない。


すると、座り込んでいる歩道の向こうから自転車のライトが見えた。

自転車!? 

この機会を逃してはならない!!

陰キャ?
コミュ障?

なんのことです?

「助けてくださーい!!!(´;ω;`)ノシ」


歩道の端っこで助けを叫んだ。

精一杯手を振って。


止まってくれた方は実にしっかりした方だった。

どんだけしっかりしているかといえば、努力義務のヘルメットをしっかり着用しているくらいしっかりしている。

その方は頭がまだ混乱状態の自分に適切な対応をとってくださり、歩道をふさぎがちだった自分の自転車を移動させてくれたり、救急車を呼んだり、もう本当にだった。

(やはりこの世界は優しさに満ちている……?)

ほどなく到着した救急隊員とのやり取りを終えると、自分の名前や住所を記したメモを受け取ることもなくは去っていった。


こんな素晴らしい方が居るのだ。日本はまだ終わりではない。

もし自分が同じ場面に遭遇したら、会社に行く途中だろうが絶対に助けることを心に誓った瞬間だった。


さて、初めて乗り込んだ救急車の中は、なぜか既視感があった。

多分ドラマとかで何度も見ているからだろう。

しかし本来なら仕事の開始時間のはずが、知らないけど知っている天井を見ている自分。なんなんだこれは。

人生はこんなにも急に変わってしまうものなのか?


そんな車内では、治療というよりは終始事情説明をした。

スマホがないことや、それゆえに上司の連絡先がわからないことなど、自分も隊員の方もお互い本気で勘弁してほしい展開になったのは言うまでもない。

やはりスマホは必要なのだ。

そして会社関係の連絡先はスマホを忘れても大丈夫なようにメモでも忍ばせておくべきなのだ。

……こんな人間が偉そうに冗長性を語っていたのだから呆れる話である。


そして救急車はほどなくして病院に到着。

何をするんだろうと思ったらレントゲン撮影だった。

自分的には打撲だと思っていた(思いたかった)が、考えてみれば左足は立ったときふにゃふにゃで使い物にならなかったのだ。

ど、どうなる……?


色々な体勢で何枚も撮影するので激痛どころの話ではなかったが、どうにか完了。

結果は……


「こりゃ酷いね。3か月入院でリハビリ必須だな」


……はい、終わりですね。

なんと左足の骨はバキバキになっていたのだ。


ちょっと転んだだけなのに……?


そんなわけで、入院してます。

盛大に会社に迷惑をかけて会社内に放置していたスマホを回収してもらった話やら、こっちに知り合いがいなさ過ぎて遠方の両親に頼るしかなかった話は割愛。(情けないから)


思えば、好きだった秋は退院したら終わっているわけだし、自分には無理だなと思っていたミニマリストにはいとも簡単になれてしまった。

今の自分は服もレンタルだ。(病院にそういうのがある)
下着は普通には履けないので人生2度目のオムツタイムである。
(まあ洗濯もいらないし楽でいいと思うけど)


では改めて前回の記事内容の箇条書きを見てみよう。

・自転車通勤って最高だよな!
・四季で一番好きな秋も最高だぜ!
・そういえばスマホ会社に忘れたけどまあいいか
・冗長性って大事だよね
・自分がミニマリストになるのは遠そうだなぁ
・交通安全!!

その結果がこれである↓

・自転車通勤って最高だよな!
もう自転車乗れないね。

・四季で一番好きな秋も最高だぜ!
退院したら冬だね。

・そういえばスマホ会社に忘れたけどまあいいか
最高に失敗だったね。

・冗長性って大事だよね
二度と冗長性を語るなよ?

・自分がミニマリストになるのは遠そうだなぁ
→次の日にはなれるぞ。

・交通安全!!
→事故りました。

やっぱりこれ邪神か何かが憑りついてるのでは……?



……まあとにかく、皆さんも突然の事故にはお気を付けて。

足がリハビリを終えて元の状態になるのかはまだわからないし、仕事の継続もかなり厳しい予感しかないが、これもまた人生。

それに初めての入院なので、あれこれシェアできる情報もあるはずだ。

今までより確実にnoteの執筆時間は増やせるのだから、これも良い機会と思って割り切っていこうと思う。


こんな状態ですが、これからもよろしくお願いします……。


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