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【つながる旅行記#264】城ヶ崎でピクニカルコースを満喫する【ピクニカル…?】
前回は伊東の海沿いにある道の駅やMEGAドンキ(予定地)を見に行った。
今回はいよいよ目も覚めたので、しっかり観光モードで行こうと思う。
バスでやってきた城ヶ崎海岸では一体何が見れるのか。
では出発!!
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なにやら周囲を見るとお花が楽しめそうな場所があったが、今回はスルー。
今の自分は荒々しい自然を求めているのだ。
というわけで行こうじゃないか。
城ヶ崎ピクニカルコースを!!
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まあピクニカルというのはピクニックの強化版みたいなものなのだろう。
看板には公式なのか誰かが勝手に書いたのか不明だが、「中級者」と「初級者」の記載がある。
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まあ自分は数多の山を制覇した男なので問題はないだろう。
(低山ばっかりなことは忘れた)
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ああ、しかし自然は良いなあ……!
なんだかんだ休みのたびに自然を求めている自分がいる。
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そして滑って落ちたら普通に人生終わりそうな崖もあった。
(自然の荒々しさ、来たな)
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なお、この辺りの地形は4000年前の大室山の噴火によって流れた溶岩の末端なのだ。
航空地図を見ると、たしかにそんな雰囲気はある。
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周りを見ると、この辺りの岩は空気を含んでました感がある。
きっとこれらも溶岩が冷えたものなのだろう……!
(実際は塩類がうんたらかんたらで出来るタフォニ”Tafoni”?)
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しかしピクニカルってなんだよと思っていたが、確かにこのルートはピクニックのような楽さを感じるところと、死を覚悟しそうになるテクニカルな岩場が混ざっている気がする。
もちろん危ないところに近づかなければ問題ないのだが、ちょっと冒険したくなるのも人の性ではある。
だが子連れの人はくれぐれも子供から目を離さないほうがいいだろう。
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まあちょっと怖いことを言ってしまったが、観光地なのでそこまでヤバいところではない。
子どもの冒険心を沸き立たせる良いスポットでもあると思うので、しっかり見守りつつ学ばせてあげよう。
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いやはや、こりゃ楽しいぞ。
こんなにも荒々しい海岸沿いの道を歩くのは初めてだが、とても気分が高揚している自分がいる。
伊豆半島ジオパークという名前は伊達ではない。
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そしてこちらが有名らしい門脇吊橋だ。
何かあっては困るので、定員100名(小錦関なら26名分)という注意書きはしっかり守ろう。
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いやしかし小錦関が何kgなのかなんて全く知らないわけだが、そんなに体重界の有名人なのだろうか……?
この機会にと調べてみると、小錦関はハワイ出身の力士で、体重は歴代1位の285kg!!
(歩くだけで足の骨とか折れないのか?)
そしてつまり、この橋は7410kgなら耐えられるということであり、伊東市は一般人の体重は74kg程度と考えているということである。
ふーん……。
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なかなかの恐怖体験だったが、こういうのもちょっと楽しいものだ。
そういえばどこかに植物でできた橋があるなんてことを聞いたが、一度渡ってみたくなった。
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しかし本当に自然の凄さと時間の力を感じる場所だ。
溶岩が冷えて固まって、波がそれを削って……!
……ん?
岩場でなにか動いて……?
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正気を疑う場所で釣りをしてる人がいた。
釣りのためにあそこまで出来るとは……釣人はすごいな。
そして実は、この辺りにはとある悲しい物語があるのだ。
それは『半四郎落とし物語』。
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昔々、半四郎という若者がトジという海藻をカゴいっぱいに集めた帰り、ちょっと休もうかと岩場で腰をググッと伸ばした瞬間、トジのカゴの重さに引っ張られて海に落ちちゃった……というお話だ。
おそらくだが、これは本当にあった話なんだろうなと思う。
というかこれ、自分も登山中に似たような経験があるのでひとごとではないのだ。(背中に重いものを背負っている時は思った以上にふらつく)
崖際の登山道やちょっとした岩場の辺りでバランスを崩すことの恐ろしさは、登山をしている人ならなんとなくわかるだろう。
半四郎は注意すべき大事なことを現代でも教えてくれているといえるのだ。
今後も変わらず、気をつけるようにしないとな……。
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シュバッ!!!!
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海で登山の話をしていたら、いきなり謎の鳥が舞い降りてきた。
この鳥の名前はイソヒヨドリ。
上半身が青でお腹がオレンジなのでオスだ。
そしてなんとこの鳥、伊東市の鳥なのである。
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巣作りの材料でも集めているのだろうか。
せっせと枝をつつく様がなんとも微笑ましい。
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そんなわけで、荒々しい城ヶ崎海岸を満喫することが出来た。
こうやって一定のスリルを味わう体験をすることも大事なのかもしれない。
こころなしか今回のピクニカルコースでワクワク感が湧き上がっていた自分を自覚できたのが、ちょっと新鮮。
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次回もこの辺りを巡っていくとしよう。
体力はまだ十分に有り余っているし、まだまだ伊東を知りたい……!!
次回へ続く……!!
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