【つながる旅行記#258】動物が自由すぎる『伊豆シャボテン動物公園』へGO!!
前回は大室山に登り、壮大な景色を見ることが出来た。
そして山から見下ろして見つけた動物園に今回は向かおうと思う。
では大室山を下りてすぐそこにある『伊豆シャボテン動物公園』へGO!!
(なんでサボテンじゃなくてシャボテンなんだろう……)
そんなことを思いながら動物園の中へ。
なお、めちゃくちゃ入園料が高いわけだが、元は取れるんでしょうね!?
あらかわいい!!
そんなわけで、さっそくミーアキャットの登場である。
ちょこちょこ動き回って可愛いミーアキャット。
話では、ミーアキャットは群れの中で選ばれた1組の雄と雌以外は一切繁殖せず、残りはみんなサポート要員に回るという。
そんなハチやアリみたいな仕組みの哺乳類もいるのか。
生物は奥深い。
しかしこの展示、檻もないし壁も低いしで余裕で逃げられる気がするのだが、なんで無事なんだろう……?
いや、壁に電気柵があるように見えるからそれでどうにかなっているということだろうか?
最小の設備でもなんとかなるとはすごい。
そしてオグロプレーリードックもいた。
どれどれ……?
(なんという態度……!)
そしてこれが警戒心など忘れ去ったカピバラである。
もはや人が近づこうが余裕で寝ているし、あまりにも人に慣れすぎなカピバラたちであった。
気持ちよさそうに寝てたので触らないでおこう。
なお園内にはレストランもある。
お腹が空いたら利用するのもいいな。
そしてそんなレストランの横を通ろうとしたそのとき……!
……ん?
いやこれクジャクなんじゃ……?
いや本当にクジャクだった!!
そして眠そう!!
そしてこの美しい色……!!
いや、正確にはこれはモルフォ蝶などと同じく構造色なのだ。
実際にはこんな色がついているわけではないが、光がどうのこうので鮮やかに見えてしまうという生物の生み出した神秘……!
いいねぇ!!
いやしかし、なんでこんなところにいるんだろうか。
ここは普通に人間が歩き回っている場所なのだが……?
(だ、脱走ですか?)
あのクジャクが脱走だったのかはともかく、なんだかこの動物園は開けた感じの展示が多くて素晴らしい。
動物園によっては檻越しの展示ばかりになっている場合があったりするが、正直それだと見にくいし動物たちも窮屈なんじゃないかと思っていたのだ。
こんな風に開けた展示にするのは大変なのかもしれないが、見る側としてはやはり同じ空間にいる感じがより強くなって良いなと思う。
(実際動物に聞いてみないとストレスの程はわからないし、展示方法は動物の種類にもよるだろうけど)
(えっ……?)
なんかクジャクが目の前の階段を下りてきたのだが……?
そして「ちょっと横通りますよ」とばかりに、自分の横をゆったり歩いていくクジャク。
人間に警戒している素振りは全くない。
なにこれ?
……なんだろう。
この動物園、普通じゃない。
自分もなんだかんだ数々の動物園を巡ってきた自覚はあるが、園内の通路でクジャクに横を歩かれたことはいまだかつてないのだ。
おいおいこれは……
チケットの元取れる気がする!!!
これはもしや凄い動物園に来てしまったのかもしれない。
さらなる体験を求めて、次回へ続く…!