【骨折】初めてのリハビリ体験とその後の状態
新型コロナへの感染という凄まじいお邪魔イベントが挟まったが、なんだかんだでリハビリはしっかり続いている。
なにより自分が驚いたのは、感染後に隔離されたあとにリハビリの先生が完全防備で部屋にリハビリをしに来てくれたことである。
こ、こんなときでもリハビリしてくれるもんなの……!?
完全防備状態でのリハビリシーンって最高にレアだなと思いつつ、リハビリの先生って命かけてんだなと思った一幕だった。
この先生の献身により、リハビリ病院への転院予定は変更せずに済むかもしれない。
ありがたいなあ……!!
さて、リハビリと聞いてもどんなことをするのか想像しにくい人もいるだろう。
自分の場合は脛骨高原骨折だったわけだが、問題になってくるのは『膝の曲げ伸ばし』と『足首の曲げ伸ばし』となる。(+筋力低下)
膝に関しては術後は90度に曲げるのも難しく、「葬式とかで正座できないなこれ」という謎の感想を抱いたのを覚えている。
足首に関してはそもそも今回の骨折自体には関わりのない部位ではあるのだが、脛骨上部の粉々の骨をどうこうしたり、足の中にプレートを埋め込む際に足の筋肉をいじくり回しており、それによって足首の運動に影響が出るらしい。
実際自分の足は盛大に切り開かれており、ホチキス35個くらいを使って傷を閉じていた跡が残っている。(手術用のホチキス:ステイプラーというのがある)
なお自分の足首は上方向に持ち上げる動作に問題が出ていて、これが改善しないと足を引きずるような動作になってしまう可能性があるとのこと。
リハビリではこれらを改善するために、マッサージや様々な運動を繰り返し行っていく。
とはいえ自分の場合は足を床に付けるのがNGな状態なので、現在やっていることは基本的に筋トレと言って差し支えないかもしれない。
様々な筋トレメニューを通して、弱りきった左足の筋肉を呼び覚ましていく感じだ。
手術後しばらくは手を使って支えないと足を動かすことすらできないという状態だったりして、わりと本気で筋肉が衰えている……というか、動作を忘れている感じがあった。(動かすことの怖さも多分ある)
これを改善するには、やはり多くの時間がかかるのはわかる気がする。
まあそんなこんなで手術から1ヶ月間が経過して、リハビリもしっかりこなした結果、今の左足はかなり改善してきている。
膝に関してはまだ完全とはいかないが、120度くらいは曲がるようになったし、逆側ももう少しで足をまっすぐ伸ばせそうな可能性が見えてきた。
足首も前よりは少し上方向の可動域が増えている。
最初は全然曲げられない左足に絶望したりもしたが、やはりリハビリを続けていればちゃんと効果は出るらしい。
まあふくらはぎ部分の感覚が未だに戻っていなかったり、神経系の痛みが発生しているっぽいなど、ちょっと気になる部分がないわけではないが……
これも良くなると信じよう。
自分の本格的なリハビリの開始はリハビリ病院に転院してからとなるが、そこでは毎日3時間みっちりリハビリをやることになるとのこと。
リハビリ病院は入院期間(最大90日?)が決まっているので、その間にどうにか一人暮らしは出来るレベルの回復を成し遂げたい。
正直なことをいうと自転車に乗るまでになるのは厳しいかもだが(自転車NGなら買い物どうしようかな…)、どうにか自分に残された回復力に期待するとしよう。
まあリハビリは弟たちが既に乗り越えた試練だ。
兄なら乗り越えていかねば……!!