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【学び】点滴は針が刺さっているわけではなかったらしい【カテーテル】

骨折で入院している現在、なかなかに点滴が多い。

点滴をしている間は基本的にそちらの腕を使う作業は推奨されないので、腕を伸ばして寝ている体勢となる。

まあ空いた手でスマホは使えるとはいえ、長い点滴は1時間とかかかったりもするので、その間片手が使えないのはちょっと辛いものがある。


手術後なんかは水分補給以外の痛み止めの点滴なども定期的に行うようになり、もはや自分の腕には常にが繋がれた状態だったりする。

……いや、この表現は正しくないんだった。

ちょっと調べてみたら、別に点滴は針をずっと刺しているわけじゃないらしいのだ。(学び)


点滴するにあたっては、あらかじめ腕に点滴の管を接続するためのパーツを取り付ける。

こんな感じ

腕に針をプスッと刺して、いつもなんやかんやで出来上がっているのが上の画像である。

(怖いから作業風景は見てない)


いわばこれはスマホにおけるACアダプターみたいなもんだろうか。
ここに適宜USBケーブル(点滴の管)を繋ぐことで、毎回血管に針を刺さなくても済んでスムーズというわけだ。

これを「ルートを取る」「ルート確保」という……んですかね?

いやあんまり素人が用語解説をするのもあれなのでそれは置いとくとして、このパーツが腕を動かすたびになんとも微妙な痛みを与えてくる場合があるので、最初はちょっと怖くなる。

なにかの拍子に中の針が動いて、血管ズタズタにされちゃうんじゃないのかなと。


だが実はこれ、針がそのまま残っているわけじゃなく、針を刺したあとにカテーテルを入れているらしいのだ。

なので腕のパーツには針はなく、場所にもよるが基本的に動かしても問題はないのである。

株式会社Smart119による超わかりやすいイラスト解説(点滴の針の仕組み

なんだか点滴のこと一つ取っても、一般人は知らないことばかりだなと思い知らされる。

自分は他にも、点滴が終わったあと長い時間が経ち、管の中の空気を見た瞬間、このまま空気が血管に入って来て死ぬんじゃないか?と思ったりしたが、速攻で調べたらそんなことはまずないということも判明したので安心した。

こういうことを知ってさえいれば、いらぬ不安を抱えずに入院生活を送ることが可能となる。

やはり知識は大事だ。

そしてそれを調べられる環境が手元にあることも大事なのである。


(※ちなみに短時間の点滴の場合は、普通に針でやることもあるらしい)


医療の世界は奥深いね……!


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