【コーヒー】自分に合いそうなエチオピアモカ(アナエロビック)を飲んでみたが…?
以前お試しセットの中に入っていた、イエメンとエチオピアのモカ。
どちらもかなり美味しかったので、自分にはモカが合うんじゃないかと思い始めた今日この頃。
そんなときに出会った豆がこちら。
『エチオピア モカ イルガチェフェG1 コチャレ 7Days 』である。
相変わらずの理解できない文字の羅列で震える。
それはともかく、精製方法を見て欲しい。
そう、「アナエロビック」なのである。
アナエロビックは嫌気性発酵によりすんごいフレーバーを引き出すという最近の手法だ。
自分が今までに飲んだのは中国雲南のアナエロビックだけだが、確かに凄まじい個性を感じた。(確実に人を選ぶレベル)
そんなわけで、フレーバー系のコーヒーが好きでモカが合いそうな自分は、アナエロビックのモカはかなり合うんじゃないかと思って買ったわけだ。
値段的には340g2000円くらいなので、カルディのケニアくらい。
では早速飲んでいこう!!
おぉ……!
袋を開けた時点ですごくフレーバーな感じ……!!(語彙力)
浅煎りなのか挽き心地はカリカリしている。
個人的にはカリカリの方がいい。
深煎りのシャリシャリはミルにめちゃくちゃ粉が残る気がするのだ。
まあ相変わらずブラックの味なんて自分には理解できないので、最初からクリーミングパウダーを使用した感想へいこう。
いただきます……!
(ゴクリ…!)
おおおぉ……!
(ゲイシャナチュラルの方が美味かったな……)
……いや、別にこのコーヒーがマズいとかではないのだ。
普通に香り高いし、フレーバー系のコーヒーとして飲める。
しかし雲南コーヒーのときも思ったが、
アナエロビックはフレーバーが過剰になりすぎるのかもしれない。
ちょっと個性的すぎてクセが出てきてしまうというか。
今回アナエロビックを買ったのは、普通のモカより更に良い体験が待ってるかもしれないと思ったからなわけだが……
これはちょっと普通のエチオピアモカを改めて飲み直したくなってきた。
アナエロビックの手法を用いたコーヒー豆は今後も増えていくのは確実だと思われるが、どうもやりすぎも良くないんだなと気付かされた感がある。
そんなわけで、美味しいといえば美味しいけどなんだか違った「エチオピア モカ」のアナエロビック。
そして今回アナエロビックについて調べているうちに、コピ・ルアク(ジャコウネコのフンから取り出したコーヒー豆)ってアナエロビック(嫌気性発酵)だよねという記事があったのを見て、言われてみれば……と納得した。
なお、コピ・ルアクの場合はジャコウネコの腸内の消化酵素や腸内細菌の働きで独特の香りがつくそうだ。
実はインフューズドという手法があり、コーヒー豆にフルーツなどを加えて漬け込むことで、香りを強制的に付けることができるらしい。
アナエロビックとインフューズドを組み合わせて、まるでジャコウネコの腸内の如く普通ではありえないフレーバーコーヒーを作るという流れは、今後更に加速していくのかもしれない。
いち消費者としては面白そうではあるが、色々とモヤモヤする人も多そうな流れである。
(実際品評会では問題扱いされてるとかなんとか)
まあなんにせよ、アナエロビックはここ最近始まったばかりの手法なので、これからどんどん洗練されていくことに期待しよう。
コーヒーの世界は深い……!!
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