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Kindle端末の種類多すぎる問題【風呂読書】
自分がKindleの話をするときは大体「Kindleアプリ」のことを指している。
KindleアプリはスマホでもタブレットでもAndroidウォークマンでも、果てはPCでも使用可能で、買った本をあらゆる環境で楽しむことが出来る。
(PCアプリは完成度が明らかに低いが)
そして、Kindleには専用の端末も存在する。
Amazonによる、Kindle電子書籍を読むためだけに作られた端末だ。
最近、風呂での読書でスマホをジップロックに入れる行為が面倒になってきたので、防水仕様のKindle端末でも買おうかなと検索したのだが……
![](https://assets.st-note.com/img/1673952484541-XcuFPuZo0h.png?width=1200)
いやもう何事だよと。
そう、Kindleの端末はキッズモデルを含めると7種類存在する。
さらにはそこに広告無しモデルだの、8GB・16GB・32GBモデルだのが加わり、あれやこれやでもう勘弁してくれという様相を呈しているのだ。
当然だが、モノによって仕様も異なってくる。
防水対応の有無だったり、本体の形状だったり、実は充電端子も完全に統一されていなかったりする。
しかも各種端末にはそれぞれの世代が存在するのだ。
例えばKindle Oasisという端末は2023年1月時点では”第3世代”が販売されており、発売したのは2019年である。
しかし当然それ以前に発売した”第2世代”や”初代”のKindle Oasisも存在するので、しっかり調べないと下手に中古も買えない。
「メルカリでKindle Oasisを買ったら、前世代のやつだった!!」みたいな展開が容易に想像できる。
なので、商品名には世代が書いてあるのが普通だったりする。
![](https://assets.st-note.com/img/1673956166434-KxJrkFA0zI.png?width=1200)
上の画像を見ればわかるように、「第10世代」というのがKindle Oasisの現状で最新のモデルとなる。
「Kindle Oasisの最新機種は第3世代だ」ということを最初に言ったが、メルカリではなぜ第10世代と書いてあるのかというと、ここでの”世代”は「Kindle端末全体の世代」を指すからで―――
・・・
あ~……
ものすごい勢いで調べる気が失せてくる。
なんで「Kindle Oasis 3」みたいな商品名にしないのだろう。
わかりにくいものを作る天才をAmazonは抱えていそうだ。
また、複数のKindle端末で「解像度300ppi」という同一スペックの記載があったとしても、実際に漫画を見たりすると表示に少し違いがあったりする。
そして、電子ペーパー故に発生する画面切り替え時間も端末ごとに違いがあり、値段が高い端末だからといって動作が早いというわけでもなく……
……もういい加減にしてッ!!!
概要を把握するだけでどんだけ時間を使わせるんだこの端末は。
正直、Alexa端末より数倍やっかいなことになっていると思う。
ではもうさっさと自分の結論を述べたい。
それは……
『Kindle Oasis(第4世代)が出るまで待つ』
これだ。
【待つ理由】
自分が端末に求める一番重要な要素は、風呂で使えることだ。
そうなると防水性能は必須。
そして風呂で使う以上、画面をタッチしてページ送りなんて絶対にしたくないので、「ページ送りボタン」がついていることも必須だ。
となれば自然とKindle Oasisに落ち着く。
しかし現状のKindle Oasis(第3世代)は、端子がまさかのmicro-USBなのだ。
2019年発売という少し古い端末ゆえに、3万円以上というかなりの価格でも動作速度では他モデルの最新版に劣るという情報もある。
また、ストレージも心もとない。
小型のKindle端末はどれもストレージ容量が小さく、最大でも32GBしかないのだ。
さらに勘弁して欲しいことにSDカードスロットがないので、SDカードを追加して保存領域を拡張することも出来ない。
そして別にこれはKindleに限ったことではないが、32GBと謳っていても実際に使える容量は25GB程度だ。
参考として、自分のスマホでKindleアプリの本がストレージをどれだけ使用しているかを見てみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1673959445437-ZGHWMsG5w5.jpg?width=1200)
結果は16GBくらい。
本の保存に16GBしか使っていないと聞くと、32GBモデルでも十分いけそうに感じてしまうが、スマホには購入した本全てを常時入れているわけではない。(読み終わった漫画はストレージを圧迫するだけなので消したりする)
だがこれがKindle端末の場合は話が変わってくるだろう。
読書専用端末として買うものである以上、買った本の全てを常時入れておきたいと思うのは普通の発想なのだから。
そしてスマホやPCと同じく、容量ギリギリまでストレージを使用すると端末の動作に悪影響が出る可能性もある。
そう考えると、最低でも64GBは欲しくなってくるのが正直なところだ。
話をまとめると、
・防水
・ページ送りの物理ボタン付き
・もちやすい本体形状
・USB-C端子
・64GB以上のストレージ
・基本性能の向上
これらを兼ね備えた最新Kindle Oasisを待ちたいと思う。
今が2019年のモデルなので、2023年に最新機種が出る可能性は普通にありそうだし。
(そして値段によっては買わない)
Kindle端末は「読書しか出来ない」という一見不便に思える仕様によって、「逆に読書に集中できる」ということが起きるとも聞く。
これはちょっとわかる気がするのだ。
実際スマホで読書をすると集中している時間が短い気がしなくもないし。
通知とか見ちゃったり、ブラウザや動画に浮気したり。
まあ本を読んでいて気になった部分を即座に検索するのも大事な気はするので、一長一短な気がしないでもないが。
色んな端末で本に触れる機会を増やすというのが大事なのかもしれない。
PCアプリで本を読む気にはならないが、画集を見るにはなかなか良かったりもするし。
というわけで、まだしばらくはジップロックを使うことが決まった。
読書は楽しい。しかし今は魅力的な娯楽があまりにも多い。
上手いこと工夫して、読書を楽しむきっかけを増やしていけたら良いな!!
・・・
まあこの記事を書いている間に「音声の方が良くね?」と思い始め、
防水の骨伝導イヤホンとスマホのTalkBack機能による読書を画策しているのだが……それはまた別のお話。
【あれ?】
いやその……ね?
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