【つながる旅行記#120】ねぷた祭りはすげぇや……!【弘前】
前回大いにネタバレを食らった、弘前ねぷた祭り。
いよいよ本番が始まる―――!
夕日に照らされる「津軽情っ張り大太鼓」。
まさか開催を告げる重要アイテムだったとは。
……そして、始まりの太鼓が鳴り始める。
一定のリズムで上下から太鼓を叩く。
しかし上の人達が持っているあの長い棒は一体……?
あんな太鼓叩きアイテムが存在したのか。
行進が始まった。
急いで自分もそれなりの撮影場所を見つけねば!
なんだか混み方が大変なことになってきた。
未だかつて見たことがない弘前になっている。
・・・
……来るぞ!
おお……!
これがねぷた!!
ネタバレを食らっていたが、こうやって光り輝いて大勢に引っ張られていると、先ほどとは全然違って見える。
心臓にも響く太鼓の音と「ヤーヤードー!!」の掛け声で行進していく。
なんだかそれらが凄いもの見てる感を増幅させてくれているようだ。
まさに非日常の体験が出来ている。
向こうからどんどん行進してくるねぷた。
なんだか凄いものが見えてきた。
なにやらねぷたにも色々あるようだ。
まさかギミックがあるとは……!
凄いのきたーー!!
あれは完全に「ふらいんぐうぃっち」のキャラクターを乗せたねぷた!!
まだ見てなかったやつ!!
さすがはコラボした直後だ。
ねぷたにもしっかり登場とは。
これはまだまだ期待できるかもしれない。
ここにも「ふらいんぐうぃっち」要素が!
なんだか思った以上に作品関連ねぷたがあるのか……!?
馬に乗ってるこれもそう!
自衛隊もねぷた祭りに参加しているらしい。
演舞を決めながら行進していく。
かっこいい。
あ、これは……!
ネタバレみちゃったやつ!!
でも良い!!
……ん?
また力作がきたーー!!
まさかこんなに「ふらいんぐうぃっち」要素があるなんて感動だ。
ご当地モノ作品は失敗したものも少なくないが、弘前市はふらいんぐうぃっちを受け入れてくれているようだ。
実際自分もこの作品がきっかけで何度も来ているのだ。
いい作品に出会えたな……!
立体物もなんだか凄いことになっている。
まるでねぶた祭りを見ているようだ。
む……?
たか丸くん!?
謎の隠し要素を発見してしまった。
こうして、初めてのねぷた祭りは終わりを告げた。
ああ、来てよかった……!!
これを逃したらもう人生では来れなかったかもしれないのだ。
いや、初のアニメ放映によって「ふらいんぐうぃっち」に湧いていたねぷた祭りは今年だけ。間違いなく人生一度限りのねぷた祭りだったのだ。
休日寝て過ごさなくて良かったなぁホント……!!
そんなこんなで弘前駅に着くと、続々とねぷたが集まってきた。
なんということだろう。ここから出発するねぷたを見て、祭りが終わって、またここに納まるねぷたまで見られるとは。
もう思い残すことがないように弘前に配慮されたかのようだ。
ありがとう弘前。
忘れられないねぷた祭りになったよ……!
……じゃ、移動しようか。
ホテルで寝ないのかって?
いや、弘前のホテル、いつもの10倍の値段だったんだよね……。
当然だが、当日に部屋が取れるわけもなかった。
明日は青森でねぶた祭りがある。
そりゃ部屋もなくなる。
勢いで北海道から来た自分は、寝る場所についてまったく考えていなかったのだ。
……でも大丈夫。
実はもう解決した。
ある意味、いつもより良い。
そんな感じで次回へ続く……