当たり前が幸せだったこと
帰宅が遅くなったせいか、帰り道に人がいない。
外にいる間、外すことのないマスクを外してみた。
すると、なんだか懐かしい匂い。
「あっ、今の時期ってこんな空気の匂いしていたな」と思った。
いつもは当たり前に外の空気を吸っていたけど、コロナが、流行してからはマスク越しでしか空気の匂いを感じていなかった。
当たり前が、当たり前ではなくなるってことは突然やってくるのだなと実感。
そのままの新鮮な空気が吸えた喜びを、幸せだとおもうのか、これまでのように、マスク越しでしか吸えなくなったことを不幸とおもうのか、受け止め方次第。
コロナが終息して、マスクの要らない生活に戻ったとき、これまでの窮屈さから解放された瞬間は、さぞ幸せだろうな。
でも、当たり前のことが幸せだったと思えても、幸せも続くと当たり前に戻ってしまうんだろうな。
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