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楽しみを先へ先へと持ってくる

「友達と約束があるからそれを楽しみに頑張ろう」
「今度コンサートに行くからそれを励みに過ごそう」

そうやって虚無い日々を乗り越えています。
こんにちは。

この度、生きる楽しみのために6万円弱の買い物をしました。


「60日後に着物が届くからそれを着るために生きよう」


即納可能な半幅帯が2本、受注制作で約60日かかる着物が1枚。
合わせて6万弱。
いいんだボーナスがあるから!!!
という気持ちでポチ!!!って購入ボタンを押しました。
着物としては安いもんです。

ところで先日、着物で歌舞伎を観に行く前に古着着物を大量買いしました。

袷と単衣、半幅帯に帯締め。全部合わせて8点。3万円弱。買ったんです。
でもそれでも着物熱が下がらなくて新品の購入に至ったという。
6畳の1kに3段の和箪笥しかなくてもう中身はぎっしりで、実家にも立派な箪笥があってそこにもぎっしりで、着物道楽とはこのことかと。いえ、わたしが買ったわけではありません。お茶をお花をしていた母と、お寺さんの親戚からもらい受けたものです。
いつか着る日を楽しみに押し込まれている着物たち。
でもさすがにいくらか処分しなくてはそもそも収納ができません。

で、これは着ないかも、というのを引っ張り出して着てみる。
似合う。
次は、と着てみる。
……似合う。
いやーーー困りますね!
髪が長いときには野暮ったくて似合わなかったものが、ベリーショートにしたらなんかものすごく似合うんです。捨てられない!
これはもはや洋服代わりに着倒してしまうしかありません。
洋服のほうを処分すべきか。
ちなみにヘッダーの写真は単衣とコルセットベルトのコーディネート。かっこいいです。

60日後にはまた新品の着物が届くわけですから、それを収納するスペースを空けておかねばなりません。どうにかしましょう。
それもまた楽しみなのですから。


生きるのが難しい人間は、楽しみな予定を先へ先へと決めてしまって生き延びるのもひとつの手です。わたしは今回やたらをお金をぶっ飛ばして予定をねじ込みましたが、お金のかからない楽しみっていうのもあります。
家でお茶するとか。
公園で花見するとか。
週末の晩酌にちょっとだけお酒飲むとか。
楽しい。

60日後、新しい着物が届いたらきっと写真を上げると思います。
お楽しみに!

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つかさ
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