生きるには働くしかないので働いてるのに自己研鑽とかやってられないのである
ああゴールデンウイーク…儚い休みでした。
何してたんだろう、わたし。家事?
皆さんこんにちは。GWが休みだった方は明けての4日間お仕事お疲れさまでした。GWに頑張ってお仕事してくださった方々は本当にありがとうございました。
なんにせよお疲れのことと思います。どこかでゆっくりしてください。
この4日間、連休明けからの急激な繁忙期で毎日残業していました。
よりによって連休最終日に夕方から夜にかけての予定を入れていたので、翌日の仕事がもう本当に辛かった。集中できない、眠たい、体がキツイ。さらに異動してきた新しい人がいたので緊張してしまって心身がバキバキに強張って折れてしまいそうです。
今日は寝ていたかったのに病院の予約をふたつも入れていて、ちょっと過去の自分を恨んだりしました。疲れました。眠いです。
聞いたところによると、このキリキリせかせか残業塗れの日本人の働きっぷりは、本来年収が1億ほどあってもいいような状態なんだそうです。
自分の給与明細をじっと見る。
そして、役職付きで高い給料もらっていながら一切働かない上司Aを見る。
しんどくなりますねえ!
2時間も席を外すな。
寝るな。
仕事が忙しい人に無駄話を持ちかけるな。
妻子持ち50代が!20代の女と!不倫を!するな!!!
女は身籠っているそうです。この世の地獄はすぐそこにあります。
さて。仕事の愚痴…愚痴?自分への戒め?なんかそんな話です。
自己申告書、あるいは自己評価書というのがあるでしょう。会社に。
これからこんなことをやります!こんなことができます!もっと仕事ができるようになって上を目指します!3年後の目標はこれです!
と「意欲的なこと」を書かなければ再提出になるあの書類です。
先月それを書いていて、本当に、ほんっとうに書くことがなかったんです。わたしは上を目指したいと思ったことはないし、特に精神の不調を抱えている今は現状維持が精いっぱいなので、「生きるためにお金が必要なので働いています」という以上のものはないのです。
精神状態のことは今の上司にも言ってあるので、そう強いことは言われません。でも前の上司には
①現行の業務への意欲
②業務改善
③自己研鑽や会社への貢献
の3点をしっかり書くように指示されました。
業務への意欲? 自己研鑽? 会社への貢献? 業務の改善?
やってらんねえよ、こんな薄給の一般事務員がさ。とだいぶむしゃくしゃしました。だって、そうして一所懸命に働いて会社に貢献した分、会社からの見返りがあるとは思いません。給料だってそうそう上がらない。準社員には家賃補助もない。
事務社員だから、事務系の資格があっても手当もない。
家で資格の勉強をたくさんして、試験を受けて合格し、社会人として立派に会社に貢献している人を尊敬しています。それは本当です。
でもたぶん、その人には資格手当がある。たぶん専門職だから。
わたしにはない。
手帳に、自分がどうして社会人として成長できないのか書き殴ったことがありました。会社からの見返りが期待できないこと、自分が怠惰であること、家で勉強ができる精神状態にないこと、自堕落な性格をしていることなど書き連ね、最終的な結論は
わたしは「社会人」ではなく「一個人」としての成長を優先する
ということでした。
ワーク・ライフ・バランスではない。ライフ・ワーク・バランス。
自分の生活と生命、生きがいを磨いていくことのほうが大事。
仕事に金銭以上の意義を見出せないのです。残業するのはお金のためです。
就職したのだってただお金のためです。そのときはしばらく無職だったので、弊社の条件でも構わないと思ったのです。
今考えるともう少し探せばいい会社もあったろうと思うのですが、結果として「社内環境がほどよくゆるくて休みやすくて良い」という理由で10年以上勤めています。
まあ弊社のせいで鬱になったり不安障害になったりしたので、転職活動もままならず仕方なく10年勤めているという側面もなくはないですが。
当然のことながら会社なんかより自分が大事。
会社からの評価が己の価値ではない。
会社は個人の人生に責任を取ってはくれない。
このあたりをしっかり覚えておくことは大事かなと思います。
そろそろ年度当初の面談があります。
自分を自分で評価して毎年変わり映えのない自己申告書を提出し、すごく仕事のできる上司Bから「ここもう少し頑張って」などと言われて「はい」と答えるイベントです。
すでに無意味に緊張しているので、落ち着けと自分に言いたい。
上司Bは尊敬できる人です。不倫居眠り上司Aと違って。
あ、間違っても、「仕事に意義を見出せないからサボってる」なんてことはありませんよ! やるべきことはやり、終わらせるべきことはしっかりと、間違いなく終わらせます。今月の仕事も間違いがひとつもなくてパーフェクトでした!
誰も褒めてくれないので自分で絶賛しているところです。
働くために生きているのではなく、生きるためには働く必要がある。
そこを間違えないようにしよう、会社に貢献できないからって自分を卑下して悩むことはない。自分の生命は自分のためにある。
そういう、基本的な自分の気持ちを忘れずにいたいです。
皆さんもよいライフ・ワーク・バランスを!