絵画からイメージ作曲2021.9.19(6)
「断崖、エトルタ、日没」モネ 1882-1883
モネはこのエトルタで制作しながら、
将来の伴侶アリスに手紙を綴ったようです。
絵を描きながら何を想っていたのでしょう?
この絵画からイメージしたのは、
一日の終わりの儚さの中の力強さ。
イ短調のメロディ。
モネが幼少期を過ごしたノルマンディーのリゾート地エトルタにある有名な断崖は、岩の形状から「象と針」という名で知られ、画家が採り上げた他のモチーフと比べて、その記念碑的価値において際立っています。
画家がよく風景画の題材にしたのは、目立たない牧草地の一角や川の流れ。エトルタを描いたこの作品は、大気の様子や、一日が過ぎていくにつれて変化する光の効果といったことに関心を向けた印象派のスタイルの典型例。
鮮やかな色が細かい筆のストロークでカンヴァスに重ねられ、それが水面の揺れを見事に表現しています。
デイリーアートより
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