絵画からイメージ作曲2021.11.29(77)
「小川で足浴する女性」ピサロ
ピントがくっきりしていない、
このような絵も大好きです。
この作家も苦労が多かったみたいで、
40歳になっても仕送りをしてもらっていたようです。
のんびりとした午後を楽しむ幸せ感たっぷりのヘ長調になりました。
カミーユ・ピサロは、1894年11月の手紙でこの絵に触れており、彼は息子のリュシアンに、「水へ足をつける若い農民の娘」の写真を送ってくれと書きました。彼はその時、作品はほぼ完成してはいるがほんの少し「わずかな何か」に欠けると考えており、「それを掴めそうな気はしている、そう感じる!」と楽観的に伝えています。長く続いた彼の構図への熟慮が、そのずっしりと固まった画面を明らかにするかもしれません。この絵を仕上げたあと、彼は同じポーズとセットで、ヌード(彼にとっては珍しいものです)の絵も描きました。
デイリーアートより
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