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メンタルが強いとは、強靭な精神ではなく、何も感じないことだ。

メンタルが強いとか弱いとか、
普通の会話の中にも出てくるようになった。

「私メンタル弱いですからよろしく!」とか、
明るく自己紹介している人も見かける。


何か目標を立ててそれに向かっていたり、
何かの資格試験の勉強であるとか、
もちろん受験勉強であるとか。
そんな時、

成績が思うように伸びない。
やる気が続かない。

自分の思い通りにならないことに出会った時、
どれだけ継続して努力をしていけるか?
それが目標達成への重要なことであるとは誰もが知っている。

このようなとき、
気力を振り絞って立ち向かって行くことが、
メンタルが強いというのであろうか?
どんな困難にも、
毅然とした態度で努力を怠らず向かっていく。

そんな人が、メンタルが強い人だと多くの人がイメージしていることであろう。

私はそうは思わない。

どういう人がメンタルが強いのかというと、

自分の思い通りにならない状況が来ても、気にしないこと。

こういう人がメンタルが強いと思う。

やる気が急になくなっても、
「まあ、人間だしそんな日もあるだろう」

成果がいっこうに現れなくても、
「まあ、しゃーないなあー(大阪弁)好きでやってるからええか」

あまり気にすることなく淡々と行動していくことが、メンタル最強だと思う。

自分の過去の経験から思い当たる節がある。

私は30歳の時サラリーマンを辞め、
自分の作曲作品を売り込むために上京した。

わずかな伝を頼りに、
レコード会社のプロデューサーにせっせと自分の作品を売り込みに出かける。

音大や芸大も出ていなく(その当時)、
どこの馬の骨ともわからない奴(私のこと)の作品を聞いてもらえるだけで幸せだった。

そのプロデューサーは、
NHK紅白にも出場している歌手のプロデュースをしている人。

月に1回か2回、
曲を作ってせっせと売り込みに出かけた。

当然、何度通って何曲も曲を聴いてもらっても、
採用になることが無い。

「またいいのができたらおいで」
と、何度も言われた。

どこで諦めるかは人によって違うだろうけども、
まぁ、5回ぐらい通って、
相手にされなかったら、

「俺には才能なんてないわ」とプレゼンをするのをやめるだろう。

しかし、
なぜだか、
私は何も気に留めなかった。

「まぁ、いつかこの人も、俺の曲の良さをわかる時が来るだろう」

そんな気持ちで、
何度も何度も、作曲をしてレコード会社に通った。

断られ続けても、
何も気にしなかったことが良かった。

営業と言うものは断られるのが普通

これがあったからかもしれない。

とにかく、
メンタルが強いとは
立ち向かっていくことではなく、
気にしないことだと思う。

最近できているかなぁ?

そんな私が確信している、
募集されてなくても就職する方法がこれ

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