太宰治も溺愛した津軽のご当地グルメ「若生おにぎり」
【1248むすび】めぇ(新青森)若生おにぎり
《連続1687日目!》
作家太宰治は、有名な斜陽の中でこのように語っている。
おむすびの本質がこの50文字にも満たない言葉の中で表現されている。
おむすびは、人の手から人の手へ渡っていく食べ物だ。
その中には、美味しさだけでなく作り手や食べ手の想いも入っている。
そんなおむすびの素晴らしさをどんどん語っていこう。
東北地方の世界遺産を周りながら、おむすびを探していく旅。
津軽と言えば、やっぱり太宰治。
新青森駅には、太宰弁当なる駅弁もある。
(残念ながら売り切れ)
新青森駅のステーションビルの中にある「めぇ」
こちらには、太宰らうめんなるメニューもあった。
しかし、乗り継ぎまであまり時間がないので今回は見送り。
なにかさくっと食べられて、太宰に関連するメニューはないかなあ。
おっ!
「若生おにぎり」の文字!
なんと、このお店では、津軽の郷土グルメ「若生おにぎり」を作ってくれるらしい。
若生おにぎりは、太宰治も大好物だったらしい。
さっそく、注文しちゃおう。
若い昆布に巻かれたおにぎり!
これは、美味しそう。
特急つがる号がやってきた。
車窓からは、一面の雪景色。
さあ、若生おにぎりを食べようっと。
(ちょっと逆光)
俵型のおにぎりをくるりと若生(若い昆布)で巻いている。
グリーンが美しい。
実は、今回注文した若生おにぎりには秘密があるんだ。
その秘密を明かすために、かじってみよう。
がぶっ。
うひょう!
中から、たっぷりのすじこ!
実は、注文するときにすじこをいれてもらったんだ。
昆布の海の香りとプリっとした噛み応えがたまらない。
そこに、ねっとりとしたすじこの旨み。
これは、本当に旨いよ。
太宰治も愛した津軽のご当地グルメ「若生おにぎり」
しかも、すじこ入り!
ご馳走たまでした!
太宰の言葉について書いたnoteも、おかわりどうぞ。
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