「今週6月18日はおにぎりの日」ワッショイ!かりかり梅むすびなのだ
【704むすび】伊勢屋(芝銀座)カリカリ梅
つい先日、700日という節目を迎えたばかりなのに・・
なんと、あと3日でまたまた記念日がやってくる!
それは、おにぎりの日!
えっ、たしか半年ぐらい前にもそんな記念日の話しをしてたぞ!と思われた方、半分正解です!
正確に言うと、1月17日は「おむすびの日」
今から26年前、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災。寒く厳しい時期に、避難生活を強いられた人々ためにボランティアの人たちによって炊き出しが行われ、その時におむすびが多く食べられたのがその由来とのこと。震災のことを忘れないという意味も目的に含まれている。
そして、あと3日後にくる6月18日は「おにぎりの日」
そう、「おむすび」と「おにぎり」が別々に記念日を設けているのである。
そもそも、「おむすび」と「おにぎり」って同じなの?違うの?という問題が起こってくる。一説には形が三角と丸で違うとか、地域によって呼び方が変わるとか言われているけれど・・
日本における米食の歴史や地域食を調べても明確な違いは見つからない。また、実際にこれまでリポートしてきた数百軒のお店や700個のおむすび、いろいろなお店で見てきた数千種ものおむすびを比べても、「おむすび」と「おにぎり」の違いは見つかっていない。
よって、このおむすび1000日チャレンジの中では、「おむすび」と「おにぎり」を同義語として扱うことにしてたりする。
ふんふん、奥が深いのだ。
では、なんで6月18日が「おにぎりの日」になってのだろう?
それは、日本の食の歴史とある町の想いが重なったことによるらしいのだ。
この「おにぎりの日」を記念日登録したのは、石川県の旧鹿西町(現在の中能登町)。
1987年にこの町にある弥生時代の遺跡、杉谷チャノバタケ遺跡で日本最古のおにぎりが発掘されたことに由来しているとのこと。
ちなみに6月18日は発見した日とかではない。
まず日にちの18日。
これは、お米という漢字が十と八に分けられるということに掛けているとのこと。なるほど!
では、なぜ6月かというと…
それは町おこしのため。
鹿西町のよびかたは「ろくせいまち」。つまり、この町の名前から「ろく」をとったとのこと。
町の名前を記念日につけたという珍しい話になるのだ。
弥生人もびっくりだ!
ちなみに現在の中能登町では、おにぎりの日にちなんだ催しなどもあるらしい。
いつか、行ってみたいな。
ちなみに、このおむすびチャレンジの中では、おむすびの歴史についてもいろいろ書いているので、興味があったらぜひ読んでみてくださいね。
(古代の遺跡から、おむすびの具に銭を入れたものが見つかったという話↓)
そんな歴史と新しい発見の毎日が、このおむすびチャレンジにはある!
蕨駅から10分ちょっと。
川口の芝銀座商店街の中で素敵なお店を発見!
和菓子屋さんの伊勢屋。
趣を感じさせる店構え。いい感じ〜
大福、おだんごなど和菓子もおいしそうだけど・・
メインの場所には、色とりどりのおむすびたちが並んでいる!
次から次へとお客さんがやってきて、おむすびや海苔巻きを買っていく。地元の人に愛される人気店のようだ。
カリカリ梅のおむすび!
俵型のごはんにくるりと海苔が巻かれている。
刻まれたカリカリ梅がご飯の白色に映えている。
こういうおむすびは、大きな口でパクリとかじりつきたいもの。
「あっ、うまい。」
思わず、声が出てしまう。
お米のむすび加減や、お米の固さや粘りがちょうどいいのだ。
さすが和菓子屋さん。お米の扱いが抜群だ。
「おにぎりの日」に向けて、気持ちが乗っていくような素敵なおむすび!
わっしょい!わっしょい!盛り上げていくぞ。
ご馳走たまでした!
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