「なぜ旨い?」 お米屋のおにぎりをみなさんにお薦めしたい3つの理由
【1284むすび】米穀商こくぼ(武蔵小山)サヴァマヨ
《連続1764日目!》
「餅は餅屋」という言葉がある。
何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いことの例えとして使われている。
江戸中期から広く使われたもので、ほぼ同じ意味で「酒は酒屋」や「馬は馬方」なども用いられていたらしい。
では、おむすびの場合はどうだろう。
おむすびと言えば、ほぼお米でできている。
つまり、お米のプロ「お米屋さん」がおむすびを作っているのが最強なのではないだろうか。
論より証拠!
これまでのおむすびリポートを見返して、その理由も探ってみよう。
①美味しいお米を見極めるチカラに長けている
まずは、西日暮里のおにぎり工房膳。
こちらのおむすびは、その時々で美味しいお米を使っているらしい。
(このとき食べたのは、佐渡産のコシヒカリ!)
全国の産地から、その時に美味しいお米を見極めて使ってくれる目利き力。
お米のプロならではと言えるだろう。
②おむすびの美味しさを引き出せる具を知っている
若松河田にある新宿秀吉。
この時食べたのは、青唐がらし味噌。
もろみ味噌の風味豊かな塩っぱさと青唐がらしの刺激が絡まり合い、甘みの強いお米との相性も抜群だった。
お米の美味しさを最大限に引き出す具の魅力。
これもお米のプロだからこそできることだろう。
③本当に美味しいお米の炊き方を知っている
南魚沼にある、うおぬま倉友農園。
この時の記事をぜひ読んでみて欲しいのだけど、ここはとんでもなくお米が美味しい。しかも、お米を美味しく炊く方法を教えてくれているのだ。
お米のプロだからこそできる、お米を最大限に美味しく食べる技。
これこそ、他に勝るポイントかもしれない。
結論
だから、お米屋のおむすびは美味しいのだ。
ということで、お米屋のおむすびを食べに行こう。
東急目黒線の武蔵小山駅。
都心にも近く買い物などにも便利。
住みたい人が多い憧れのエリアだ。
通りを少し歩くと、「米穀商こくぼ」という文字が見えてきた。
米穀商、いわゆるお米屋さんのことだ。
店構えはかなり立派だ。
お店の中をのぞくと、お米が山積みされていた。
そして・・
おむすびを売っているショーケースもあった。
このお店は・・・
もしかして、おむすびを売っているお米屋さん!?
お米屋さんのおむすびの特徴のひとつとして、美味しいお米を知っているプロということだ。
この日のおにぎりには、「岩手県産の銀河のしずく」を使っているとのこと。
これは、絶対に食べてみたい!
そして、お米屋さんのおむすびの特徴といえば・・
お米を美味しく食べさせてくれる具があることもだ。
さて、何おむすびを食べようかな?
えっ!
ちょっと聞きなれない具を発見!
サヴァマヨ!
いったい、どんな味なの???
サヴァマヨのおむすび。
見た目はオーソドックスな感じだ。
では、さっそく。
いっただきまーす。
がぶっ。
おっ。
やっぱりお米がうまい!
しっかりと粒が立っていて、甘みも引き出されている。
えっ。
この華やかな香りは・・
レモンとバジル!
なるほど。
サヴァの意味がわかったぞ。
このおむすびに入っているのは、サバの缶詰。
しかも普通のサバ缶とは違って、レモンとバジル風味の洋風サバァ缶みたいだ。
意外に思えるかもしれないけれど、これがお米と合う。
そうか!
隠し味として加えられたマヨネーズ。
これが、レモンバジルの味をまろやかにして、おむすびに合うようにしてくれているのか。
お米のことをよく知っているお米屋。
その米のプロの作った美味しいおむすび。
ご馳走たまでした!
#日記 #エッセイ #フードエッセイ#グルメ#料理 #おむすび#おにぎり #毎日更新 #1000日チャレンジ#コラム#フード #1000のおむすびを食す男#世界でいちばんおむすびを語れる男 #コラム #米屋おにぎり#米屋おむすび