本当の親子みたいに分かり合えてる!京都嵐山の月見鶏めしおにぎり
【1235むすび】西利(京都嵐山)焼きおにぎりの京漬物だし茶漬
《連続1647日目!》
「あのね 大好きだよ~♪」
年末年始のテレビ番組の中で、いちばんおもしろかったのは「義母と娘のブルースFINAL」だった。
綾瀬はるかが演じる宮本亜希子と、上白石萌歌が演じるみゆきの13年間に渡る義母と娘の関係を描いたドラマ。
最後の結婚式の場面で、みゆきが亜希子からいろいろなことを教えてもらったと話すシーンは本当に感動できた。
自転車の乗り方や、いじめっ子との戦い方、優しさが人の気持ちを動かすということなど。さらには、「血がつながらなくても親子になれる」だから、「これからは返していきたい。それには長い時間がかかるから、絶対に、必ず、死んでも長生きしてね」というセリフで涙がボロボロでてしまった。
ドラマを最初に見たときに、なんのドラマがわからずに見ていた。けれど回を重ねることにその面白さや伝えたい事などがわかり、さらには、それが人気シリーズとなって、最後にこのようなカタチで終わって・・
自分だけでなく多くの人が、温かく優しく満ち足りた気持ちになれたんじゃないかな。
もちろん、セブンイレブンで発売した麦田のあんパン(作品中に出てきた)も食べました!
ということで、今日は本当の親子ではないおむすびの話。
京都の嵐山駅。
辰年のお飾りと紅白の幕に飾られている。
嵐山電鉄では、江ノ電とコラボして同じ車輛が走っていた。
江ノ電のおむすび旅も以前やったなあ。
日本中のおむすび探しをしていると、いろいろなところで繋がってくる。
うんうん。
嵐山駅近くにある商業施設、嵐山昇龍苑。
その中に揚げたてのからあげを売っている「とり山卯吉」というお店があった。
ちょっと覗いてみよう。
あっ!
レジの前のスペースにとり飯のおむすびが売られているぞ!
こういう思いもよらないところで出会うおむすびは本当に嬉しい!
ラッキー!
んっ?
よく見ると、2種類のおむすびがあるらしい。
1つが普通の「とり飯おにぎり」
もうひとつが「月見とり飯おにぎり」
月見のほうは、煮玉子がはいっているのかあ。
こっちの方が食べたいなあ。
でも、よく読んでみると・・
「よその子が入ってます」って!!!
嵐山と言えば渡月橋!
ということで、渡月橋を見ながらいっただきまーす。
ぱくりっ。
うわぁ。
鶏の旨みがごはんに染み染みだあ。
さすが、唐揚げのお店。
鶏肉の美味しさを引き出した、炊き込みごはん。
小さく刻まれた人参やゴボウなどのお野菜もいいアクセントになっている。
そして、真ん中に入っているのがウズラの煮卵。
これは、嬉しいよね。
ぷりっとした白身の食感と、口の中に広がる濃い黄身の味わい。
これが鶏めしと混ざり合って、最高の旨さに変わっていく。
よその子なんて関係ない。
鶏めしとウズラの煮卵の相性は、親子みたいに抜群なのだ。
血は繋がっていなくても、親子になれる。
義母と娘のブルースみたいに、温かく優しく満ち足りた気持ちになれるおむすびでした。
ご馳走たまごでした!
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