金曜日!サル、ゾウ、ミナミジサイチョウが逃げる。逃げる。
【693むすび】山重商店(北与野)焼きたらこ
「志村〜。後ろ!後ろ!」
ひさしぶりに叫びたくなるような、そんな光景が画面の向こうにあった。
千葉県を中心に目撃が続く南アフリカ原産の怪鳥ミナミジサイチョウ。
その姿を追おうと各局が報道体制を引き、その捕獲劇がテレビに生中継されている。
農器具などを置く小屋だろうか。
その手前にいるのがミナミジサイチョウだ。茨城県のペットショップから逃げられたと見られていて、そのショップの職員などが捕獲作戦を行っている。
ミナミジサイチョウは餌を探しているのだろうか。
小屋と反対の方向を向いた。
そうすると、小屋の裏手から網を持った職員が現れる。
何かを気づいたのだろう。ミナミジサイチョウは小屋の方を振り返る。
職員は急いで、小屋の影に隠れる。
何もいないということがわかり、ミナミジサイチョウはまた餌を探し始める。
これの繰り返しをいろいろなニュースやワイドショーで中継しているのだ。
この光景どこかで見たことがあるなあ。
なんだろう。
なんだろう。。
あっ、そうか。
8時だよ。全員集合か!
あのドリフの名シーンがこれとよく似ているのだ。
ドリフのピラミッドの発掘隊。
ちょっととぼけたキャラが志村けんだ。
志村けんが一人残されると、その後ろにはミイラの姿が…
志村けんが振り返ると、なぜかミイラは隠れて見えなくなる。
この様子を遠目に見ている、なんとも言えないもどかしさ。
なぜ気がつかない。早く逃げて。
「志村〜。後ろ、後ろ!」という子供たちの大合唱がこだまする。
一方、福岡の繁華街ではサルが出没し警察などの捕獲作戦が行われているらしい。
ビルの屋根に追い詰められたサルは、助走もつけずに5m以上離れた屋根へ飛び売っていく。
まさに、猿飛佐助。
まるで忍者のよう。圧倒的な身体能力の高さに驚いてしまう。
果たして、このサルは捕獲されるのだろうか。
それともテレビの逃走中みたいに、無事逃げ切ってミッションクリアで終わるのだろうか。
さらに世界中の注目を集めているのが中国雲南省で謎の北上を続けているアジアゾウ15頭の群れだ。
理由はわからないが、かれこれ500kmも移動しているらしい。
人口800万人の大都市崑崙の中心地に向かっているそうで、現地では警戒態勢が続いているらしい。
麻酔銃などを使うと、刺激を与えることになってしまうので使えないらしい。
現地では、巨大なトラックを集結させてバリケードを作って市街地を守ろうとしているらしい。
ゾウの行進。
人間にとっても、ゾウにとってもハッピーエンドで終わって欲しいぞぅ。
(国立科学博物館のヨシモトコレクション)
地球上の森林が失われ、人間と動物の生息地が近づいたり、生態系そのものが変わってきているから、このようなことが起こっているのかもしれないな。
サル、ゾウ、ミナミジサイチョウ。
サル、イヌ、キジじゃないけれど、桃太郎に出てきたら、最強だろうな。
鬼退治もあっという間に終わりそうだ。
(スカイツリーを眺めるアオサギ)
そうそう、そんな鬼退治にはキビダンゴもいいけど、こんなおむすびはどうだろう。
山重商店の焼きタラコ。
お米屋さんのおむすびだけあって、お米がとにかくうまい。
そこに丁寧に焼かれたタラコだ。
火の通り加減が絶妙で、パサパサではなくしっとり。
ごはんとの相性もピッタリだ。
サル、ゾウ、ミナミジサイチョウ。
あっ、ゾウは草食だから、お米と海苔の部分だけで。
ご馳走たまでした!
(志村けんさんの言葉は胸に刺さります)
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