寒仕込み味噌
納豆の老舗、藤原食品さんをお招きして、
寒仕込み味噌を作る会を開きました。
納豆にも使われている、滋賀県、湖北町の大豆を使用。
一年で一番寒い時期に行うことに意味がある寒仕込み。
空気中の雑菌が少なく、仕込みに最も適していて、
気温の低いほうが、ゆっくりと時間をかけて発酵するので、
味に深みが出てより美味しい味噌が出来上がります。
納豆屋さんということもあり、
炊かれたお豆はほんのり納豆のような??
ちなみに納豆と味噌、発酵食品同士で美味しい仲間なのですが、
菌の世界でみると、「味噌を作る麹菌にとって納豆菌は天敵」らしく
味噌蔵に納豆菌が紛れ込んでしまうと、麹菌が負けてしまうそう。
味噌を作る職人さんは味噌蔵に入る日は絶対納豆を食べなかったり、
納豆を作る職人さんは味噌蔵に入れなかったり?!
そんなお話を聞きながら
納豆屋さんが味噌作りを開催してるのは面白いな〜と思ったり。
見えない世界でいろんなことが起きてるのを想像して
楽しいお話が聞けました。
混ぜながらも美味しくてちょいちょい食べてました^^
夏にかけて、ゆっくり発酵!
持ち寄った保存の容器もいろいろ^^
プラスチックや瓶、ホーロー、木樽。
最後までいたひとたちで集合写真^^
雪や道路の凍結ででみなさん来れなくなるんじゃないかと
心配するほど寒かった日。味噌作りには最高に適した日。
開催できてよかった、楽しかった。
開催にあたって工房も見学させてもらっていました。
京都市北区にある藤原食品さん。なんと大正時代から続いてるそうです!
そして夏を迎えて完成!
大豆のつぶが残った美味しい味噌が完成しました。