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働けるようになるまで①


病気が発覚した頃
正社員で中小企業の
事務をしていた。

私は
プライベートでも
仕事でも
同時に抱え込み過ぎてしまい
病んでいた。
1度メンタルクリニックへ
行ってみようかと
自分でも感じるほど
心がギリギリの状態だったのに……

私にはメンタルクリニックの門を
叩く事が
凄く勇気が必要で
中々行く事が出来なかった。

早ければ早いほど
症状も軽かったのかもしれない

だけどその頃はもう
ギリギリというより
既に表面張力もりもりで
1歩進む事に溢れていた。

やっとの思いで受診したが
既に仕事に行ける状態ではなかった。

それから
休職。

残念な事に
うつ病に理解が乏しい
家族経営の小さな会社。

うつ病は気の所為。
うつ病でも働いてる人がいる。
いつまで休むの?
あなたの代わりを誰がするの?

会社への連絡は
ドクターストップになっていた。
しかし
連絡を強要され
した時に言われた言葉……。

悪化する一方で
結局退職することになった。

元々HSP気質の私は
聴覚過敏が悪化し
家でも外でもイヤホンが
かかせなくなった。
人が怖くなり
人を避け
会話する事も
徐々にしなくなってしまった。

その事があって
一般で再就職する事に
恐怖しかなく
障害者雇用を考えるようになった。

焦りは禁物なのに
働かなきゃって焦っては
悪化するばかりだった。

理解ある友人や
主治医に助けられ
少し落ち着いた頃に
再就職をまた考えられるようになった。

だけどやっぱり
一般で再就職は難しいと感じた。

1人ではどうしようもなく
学歴もなく資格もない私は
社会復帰を目標に
就労支援移行所に通う事に決めた。

退職から半年程経っていた。

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