見出し画像

何でもかんでも輪郭を決めると安心できる気がする

失敗したくないことや、何かを大切にしたい気持ちに 安心感を添えて、心に余裕を持ち続けたいと思っています。

安心したいということは「不安」を感じていることだと思うので、今日はこの「不安」との向き合い方について考えてみることにします。

輪郭がわからないものは不安

はじめて挑戦すること、失敗したくないこと、バカにされたくないこと、周りに同意を求めて応援してもらいたいこと、責任の大きい仕事、期待されていること 等と出会うことは珍しくないと思います。

ものごとの輪郭がぼやついているものは、怖いし、不安で、続けられることかどうかもわからない。

でも、やると決めたなら、不安と向き合うために「楽しめる工夫」を模索することになります。

自己流の「楽しめる工夫」

「楽しめる工夫」については十人十色の方法があると思いますが、わたしはものごとに対して「疑問・妄想・昇華」の心を持つということを意識しています。

例えば、今は 新しいモデルハウスの設計と新しい商品企画を同時に依頼されています。

どちらも、自社では前例の無い仕事なので、「正解」はどこにも転がっていません。

輪郭がぼやけたまま仕事を進めていると、ずっとぼやけたまま。「いつか晴れ渡る」ということもなく、なんとなくでプロジェクトが終わってしまう。

それはなんだか、この仕事を大切にできない感じがして嫌だなぁと思います。

ただ、何もかも輪郭がはっきりしないので、「ハッシュタグ」から考えることにしました。新しいモデルハウスや商品を「素敵!」と思ってくださる方はどんな「ハッシュタグ」に心を奪われるのかなあ、という妄想から、徐々に輪郭をかたどってみようとします。

例えば、映画なら何をみる?家でどんなことをしている?好きな音楽は?などなど、ぼんやりと確実に「最終的に誰に喜んで頂くのかを妄想する」のです。

設計的なことは 輪郭を少し捉えたかな、というタイミングで、手を動かしていきます。勿論、いきなりプランニングに入れる設計士さんもおられると思います。わたしは、顔が見えないお客様に気持ちを込めた仕事をするにはどうすればいいのかなということを自分なりにやっているだけなので、要領を得ていない、回りくどいことをしている自覚は、一応あります。

輪郭がはっきりしすぎていると思考停止の不安が出てくる

「13歳からのアート思考」という本を読んだときに、「線引や枠組をそのものが思考停止していて、他人から与えられたゴールに向かっているかもしれない」ということを学びました。

輪郭がはっきりしすぎているのも、別の不安が出てきます。

この不安にも、同様に「自分なりの工夫」で太刀打ちし、創意工夫を楽しめる大人で居続けられるように これからも工夫していきたいと思います。


本日はわたしのnoteに遊びに来てくださってありがとうございます。「考え方は人それぞれ」でも、自分の考えはしっかり相手に伝えられるようにしたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?