おじさんと読書44
「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディみかこ
こんなにいい本があったなんて。
もったいない。
アトロクでも紹介されてたし
高橋源一郎さんも絶賛してはいたけど
なかなか読めなかった。
順番が逆だったけど読んでよかった。
「両手にトカレフ」が先だったから。
これは確かに小説書くのを
源一郎さんが勧めるワケだわ。
とてもエッセイに見えない。
素晴らしい文章の構成力。
すごく読みやすくて楽しい。
そして新しく世界を知ることができる。
ハリーポッターなんかより
ずっとファンタスティックだ。
ハリーポッターも最後まで観てなかったので
見返してるとこだけど。面白い。
しかしこの息子
今にとんでもない大物になるんじゃないか。
それとも今の子供たちは
みんなこんな感性なのか?
それだったらもうこの世界は
この位の世代に明け渡した方がいい。
この著者も素晴らしい人間だけど
出てくる大人は大概しょうもない。
日本もイギリスも大差ない。
面白かった。
もちろん今は「2」を読んでいる。