メソ体を学習するときのポイント【高校化学】
有機化学の応用事項として“メソ体”があります。
これ、対称性がある構造がメソ体なんだ、と憶えたりすると思うのですが…
大切なことは
一見鏡像に見えて実は鏡像でないものがある
ということです。
こういう本質的な論点をなおざりにして「メソ体とはなんぞや❗️」とやってしまうのは着眼点がボケています。
一見鏡像に見える対が、一方を回したりひっくり返したりすると他方に一致する。つまりこれは鏡像ではなくて同じモノだ。だから異性体数が1個減る。
AとBが互いに鏡像、CとDが互いに鏡像。で、異性体数は4…だと思ったらAをひっくり返すとBと一致する。だからAとBは異性体じゃない、同じモノ。だから異性体数は3
「一見鏡像に見えるモノが実は同じモノ」という理解が大切で、メソ体という言葉や対称性といった概念はニ義的なことです。
自分の中で、このパターンは鏡像に見えて鏡像じゃないんだな、と整理できていればOKです。
そのパターン整理において対称性という言葉を用いるかどうかはあなたの自由です。
メソ体の学習において重要なことは何なのか、ここがズレている生徒が多い気がします。
というわけで、メソ体の理解は一見鏡像に見えるモノが実は鏡像でないということを見抜くことが本質的、という話でした。
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