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収益化時代の作家戦略とは

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書籍化等の商業ベースに依存せず、自身のコンテンツでも収益化(マネタイズ)によって生計を立てられる作家戦略に参考となる記事を集めたマガジン
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#webtoon

マガジン紹介『収益化時代の作家戦略とは』

特に宣伝もしていないせいか、このマガジンの存在に注目以前に知られていないのかとも、今更ながら思った。なので、趣旨の説明を兼ねて紹介をさせていただきたい。 今まで自分自身も昨今、大きく変化している作家スタイルに関して書いてきたが、そのベースとなった記事や参考とした記事、その他にも参考になりそうなnoteの記事をまとめたマガジンとなる。 実際、noteでは有名無名、実績に問わず多くのクリエイター達が活動している。そして、有名無名に関わらず等しく収益が得る機会が存在している。

【最新版】Webtoon、こうやって作っています!制作工程を全て公開!

日本で馴染みのある漫画制作というと、出版社所属の編集者と漫画家での制作を連想される方が多いかもしれません。 しかし、ソラジマではスタジオ型を取り入れて、分業制でWebtoonを制作しています。なぜなら、Webtoonはほとんどがカラーで制作されているため、従来の制作スタイルでは週間連載が難しく、各クリエイターの負担も大きくなるからです。 6〜7人のクリエイターさんがチームとなり、一つの作品を制作するスタジオ型(分業制)は自分の得意ポジションでスキルを発揮できるため、クリエ

これから漫画編集者やWEBTOON編集者を目指す人におすすめしたい本5選

はじめに皆さんこんにちは! ナンバーナイン・コンテンツ事業部のマネージャーとしてWEBTOON・横読み漫画の編集をしています、遠藤です。 WEBTOON制作スタジオ「Studio No.9」の初リリース作品となる『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』をLINEマンガ・ebookjapanで配信させて頂いています。 今年はWEBTOON制作スタジオが数多く立ち上がり、韓国・中国からの輸入作品がメインだった国内WEBTOON市場でも国産の作品が続々リリー

20年間勤めた講談社を退職しました。

はじめまして、ムラマツと申します。2022年末をもちまして株式会社 講談社を退職することとなりました。 2002年に講談社に入社して、週マガ→ライバル→ヤンマガ→コミックDAYS立ち上げ→モーニング…とマンガ編集畑だけを20年にわたり歩んできましたが、2023年1月からはサイバーエージェント社に入社し、CyberZ社の「Studio ZOON」でWEBTOONをがんばろうと思います。 この記事はいわゆる「退職エントリ」です。これを機会にこれまでのことをちゃんと振り返り、こ

【必読】ラノベ(ライト文芸)作家がウェブトゥーン原作者になって確実に勝つ方法 〜これをしないと必ず失敗する〜【作家さん大募集!】

ストレートエッジの三木です。 僕たちは少し前から、ウェブトゥーンのオリジナル作品を制作を進めています。 ウェブトゥーンとは、平たくいうと縦読みのカラーマンガのことで、今のスマホ世代ユーザーにフィットした、既存の日本のコミックとは一線を隠すものと考えることもできます。 ウェブトゥーンの中には動画になっていたりBGMがついているものもあります。いわば、コミックとアニメーションの中間のようなコンテンツと表現してもいいかもしれません(事実、ウェブトゥーンの制作は、『全ての工程を一

【あれから一年】『LINEノベル』の失敗と敗因分析+これからの取り組み【ウェブトゥーン編集者募集】

ストレートエッジの三木です。 本日は自分が携わり、ちょうど一年前、2020年8月にサービスをクローズした『LINEノベル』について回顧したいと思います。 ■まえがき かなり長文ですので、小タイトルを見て興味のある部分だけを選んでお読みください。それ以外は読み飛ばし推奨です。 ■はじめに ~出版業界を取り巻く環境~ 僕は数年前から、ずっと新たな“出版のカタチ”とは何かを考えていました。 ここ20年にわたり、出版業界の全体の売り上げは減少の一途をたどっています。最盛期である