XのX
『デザインのデザイン』という本があります。
実は未だに読んだことがなく、いよいよマズイな、と思っているのですが、本題は本の内容ではなく、このタイトルの構造です。
「デザインのデザイン」という言葉はどこか不思議な響きがあります。
なぜでしょうか?
それは、自己言及的な表現を使っているからだと思います。
自己言及は簡単にいうと「自分のことを自分が話している」という構造のことです。Wikipediaでは以下のような説明になっていますね。
「デザインのデザイン」を抽象化し、「XのX」とすれば、「X」に好きな単語を代入することで自己言及フレーズができあがります。
これを「XのX」メソッドと名付けたいと思います。
以下、ChatGPTに50個考えてもらいました。
言葉の言葉
データのデータ(メタデータ)
物語の物語(メタフィクション)
映画の映画(メタシネマ)
音楽の音楽(メタミュージック)
絵の絵(メタアート)
教育の教育(メタエデュケーション)
分析の分析(メタアナリシス)
理論の理論(メタセオリー)
思考の思考(メタコグニション)
哲学の哲学(メタフィロソフィー)
ルールのルール(メタルール)
法の法(メタロー)
コミュニケーションのコミュニケーション(メタコミュニケーション)
科学の科学(メタサイエンス)
研究の研究(メタリサーチ)
知識の知識(メタノレッジ)
計画の計画(メタプラン)
メディアのメディア(メタメディア)
設計の設計(メタデザイン)
規範の規範(メタノーム)
パターンのパターン(メタパターン)
構造の構造(メタストラクチャー)
システムのシステム(メタシステム)
関係の関係(メタリレーション)
目的の目的(メタパーパス)
価値の価値(メタバリュー)
文化の文化(メタカルチャー)
戦略の戦略(メタストラテジー)
タクティクスのタクティクス(メタタクティクス)
意味の意味(メタミーニング)
メッセージのメッセージ(メタメッセージ)
表現の表現(メタエクスプレッション)
習慣の習慣(メタハビット)
認識の認識(メタレコグニション)
教えの教え(メタティーチング)
指導の指導(メタコーチング)
学習の学習(メタラーニング)
応用の応用(メタアプリケーション)
視点の視点(メタビュー)
判断の判断(メタジャッジメント)
価値観の価値観(メタバリューシステム)
目的意識の目的意識(メタパーパスアウェアネス)
意識の意識(メタアウェアネス)
批評の批評(メタクリティシズム)
実践の実践(メタプラクティス)
実験の実験(メタエクスペリメント)
方法の方法(メタメソッド)
プロセスのプロセス(メタプロセス)
経験の経験(メタエクスペリエンス)
今月あたり、『デザインのデザイン』を読もうと思います。