学歴を気にするヒステリックな母親を持った高卒生は、

うちの家は学歴社会だ。
たぶん、世間よりずっと濃い学歴信者。
似たような家で育った人なら言うだろう
「じゃあ、高卒のあなたはどうやって家の中で息できてるの？」

ご存じの通り

そう、息しずらいよ。

家族構成を細かに話すと、
父母と神戸の大学に入り、その頭の良さを綺麗に受け継がれていた私の二個上の兄は京都の大学に通っている。
そんな、母の口癖は「名の通った大学に入ればそれなり頭のいい友達に刺激を受けることができる。」

わかる。まあ、それも真理

だけど、絶対的事実ではない。だし、それを高卒の娘になんども言うのは酷だよ。かあさん。

こんな風に、母さんの言うことはいつも真理を突いてくる。が、いつもタイミングと相手が悪い。

余談だが、母は兄のことを名前で呼ばず、いつも「京大生」という。
ご近所へあからさまにすると鼻につくだろうからできない自慢を家のなかで消費しているんだろうな。
兄は言ってもそんなにバカじゃないので、母のおだてにバカ野郎な勘違いはしないだろうが、
一応私は、念のため、母が「京大生」と呼ぶたびに「学歴だけで歩くような兄にはなってくれるな、恥ずかしい」と兄を天才だと勘違いさせないようにしている(余計なお世話)

その上母も父も公務員で、だからか、たぶん、自分が高学歴なおかげで、たくさんのチャンスをもらったことや、得したことが多いんだろう。

娘にも同じスペックでこの世の中を楽に生き抜いて行ってほしい。という願望が強い。

だが、今から娘が戦おうとしているのは携帯ひとつで誰でもなれる職業だぞ。

(YouTuber)

そんな職業の中で、高学歴でなく成功している人など腐るほどいる(ヒカキンさんや、はじめしゃちょーさん)

けれど、この世代の人は目に見える結果を見せないとうんともすんとも言わないことはもうわかりきってる。

だからこそ、今は黙って経験を積むよ。母さん。

では、また、明日。