自粛明けの現場 with コロナ

こんばんは。
更新しようとして、何個か途中まで進めているのがあるのですが現場などがあり
ちょっと期間が空くと「あれ？何書きたかったんだっけ？」という状態になり続けてしまい、更新しておりませんでした。（完全な言い訳です）

さて、おかげさまで舞台の現場も少しずつ動き始めております。
自粛明け、またwithコロナというところでエンタメの現場のことについて少しお話ししたいと思います。

まず、新型コロナウィルスの影響で舞台、そしてLIVEの現場が結構な数キャンセルとなりました。とっても残念でしたし経済的にも不安でした。
しかしながら仕事を再開するにあたっての不安がありました。その不安と実際を今回は書いていこうと思います。

1.実際いつから現場が動き始めるのか
これに関してはとても繊細な話ですが、主催でもなくキャストでもない僕がどうこう言える問題ではないのは承知しています。
でもエンタメの現場を主として仕事をさせていただいている身としては、死活問題でした。

しかし、もう一つ問題が起きることを想定しておりました。それは...
2.予算がないのでトレーナー帯同させられない
ということです。

また、完全に個人的な問題で言えば
3.現場から離れた期間が長くなればなるほど、現場感に馴染めるか、体力はもつのかの心配...
です。
もちろん全く仕事をしていなかったわけではないのですが、現場の仕事とは要求されるものが違うため安心できない状況でした。

１.現場はいつから再開できるの？

　いつから現場が動き始めるかという先程の問題ですが、僕の場合は7月下旬から８月上旬までの作品でした。自粛前は3月中旬が最後の現場だったので、4ヶ月ちょっと現場から離れていたことになります。
主催がとても頑張ってくださり感染予防対策をしっかりと行い、実現した貴重な現場でした。
僕個人としては久々に帯同することになった時は、現場のありがたみを今までよりも強く感じましたし、今でも主催には感謝しかありません。

　実際に僕が現場でやっていた（義務付けられていた）感染予防対策ですが
・劇場入りの際は検温をし手指のアルコール消毒
・マスク・フェイスシールドの着用
・外履き、内履きの使い分けと靴裏の消毒
です。

トレーナーとして行っていた対策としては
・使い捨てのフェイスペーパーを使用し、施術後に必ず捨てる
・少しでも時間が空けば手洗い・手指のアルコール消毒
です。

２.予算削られたり予算が無くなったりしない？

2つ目の問題、予算ですが、
やはり観劇されるお客様が通常の半分となってしまっている関係で、予算はいつもより少なくなっていました。
配信など工夫されて少しでもい客様に届けたいという気持ちで配信はしているが、慈善事業ではないので収益を出さなければならないというところで
これは色々と議論の余地はありますが、ゼロよりも良いという観点で今は予算が減ってしまっても仕方ないことだと思います。
僕にはわからないところですが、主催がなんとかやりくりをしてくださって予算を作ってくださっていることは間違いないです。

３.たかはしの感覚と体力、大丈夫？

そして3つ目、僕の感覚や体力問題ですが、
やはりとても大変でした。
今まで現場ですごく頑張っていたんだな、自分
と思いました。
過去の自分を褒めてもどうにもならないのですが、平和ボケして現場は戦場だったことを忘れていた自分には衝撃的でした。
感覚は流石にすぐに戻りました。今までたくさん関わらせていただいていたのに４ヶ月で忘れるようじゃまだまだです...と思いたい。
体力に関しては徐々に戻さないといけないとは思っています。

さて、ここからちょっと話が変わりますが、

withコロナで感じたこと

　
その7〜8月の舞台を終えてちょうど２週間経ちましたが、その間にオフィシャルで３つの舞台に関わらせていただきました。
僕の勝手な解釈を抜きに事実だけお伝えするのは非常に難しいのですが、
現場のトレーナーがいても（※諸事情により特別に）呼んでくださったり、予算がない中でもなんとかやりくりしてくださって呼んでくださったり、必要としてくださっている現場がたくさんあってめちゃくちゃ嬉しいです。
※ここら辺の裏話はオンラインサロン内では話しますが、公にはできません...


Twitterでも書いたのですが、

「たかはしなら治せるから」

という一言で紹介してくださった件もあります。
これ、すごくプレッシャーです。だってどんな症状かなど詳しくわからないのにすでに治ることが前提で紹介されるんです。
不満ではないんです、むしろ本当にありがたいことだと思っています。ご本人にも何度もお礼を言っています。（現在進行形）
でもやっぱりすごいプレッシャーです。

・本番前の貴重な時間を割いて施術を受けてくれる俳優の時間を無駄にできない
・紹介してくれた方の顔に泥を塗れない

この２つです。
でもこのプレッシャーがないと成長しないな、とも思いましたし
俳優やアーティストも常日頃から僕よりもはるかに大きなプレッシャーの中で生活をしていることを考えると、貴重な経験をさせてもらい、ただただ感謝でしかありません。

幸いにも関わらせていただいた方々はとても状態がよくなってくださったのですが、その時の笑顔が僕も本当に嬉しく、自粛中の約４ヶ月で必死に知識や技術を
インプットして良かったと思っています。
そのインプットの方向性が間違っていないことを自分なりにしっかりと感じられたとても良い巡り合わせでした。

とある事務所の社長さんから先日言われたことですが、
「これからは本物しか残れない時代になるよ」
その本物になれるように...これからももっとインプットとアウトプットを繰り返して精進していきます。

僕は勝手に今後のお仕事のことは載せられないのですが、今のところたくさんお仕事いただけているので、毎日精一杯頑張っていきます。

かと言ってスケジュールはパンパンではないので、オファーお待ちしております。

最後話がまとまらなくてごちゃっとしてしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。