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【現場に持っていく治療道具とその理由】


こんにちは。
ちょっと更新が遅くなってしまいました。
最近は黄砂のせいか、花粉症のような症状がすごく出てきて全く集中できませんでした...と一見不可抗力のせいっぽく言い訳してみました。

さて鼻水が垂れる前に、今回は僕がエンタメの現場に持っていく治療道具などのご紹介をしていきたいと思います。
 絶対に持っていくものもありますし、現場によって中身や分量を変えることは当然ありますが、一部ご紹介して参ります。



【折りたたみベッドorヨガマット】


 当たり前すぎてビックリするかもしれませんが、まずこれが必須です。
施術をする際に床の上で直接施術することは極力避けます。
 
 ヨガマットと折りたたみベッドでしたら、折りたたみベッドの方が僕は好きです。施術の効果、質も全然違うと勝手に思っています。
 衛生面や受け手のリラックスできるかどうかも違うような気もします。
ということでまず、一番に挙げました。

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【タオル】


 これは必須ではありませんが、圧倒的にあった方が良いものです。バスタオル(大判・中判)、フェイスタオルと用意します。
 
 現場では汗をかいていたり、屋外で汚れたりすることなんて日常です。同じタオルを使い続けることは衛生的にも良くないので、結構持っていきますし、通える現場であれば都度家に持ち帰って洗濯しつつストックしているタオルで対応します。
 
 タオルがない状態でただベッドに寝転がるのもダメとは思いませんが、あった方が安心感も違いますし、案外施術を受けていて寒くなってくることもあるのであって損はありません。




【フェイスペーパー】


 新型コロナウィルスが出てきてから必須となりました。そもそも何かと申しますと、ベッドにうつ伏せになった際に顔をベッドの穴に入れていただきます。
 その穴の周りに敷くシートです。(下写真参照)
 
 先ほどのタオルのところでも書きましたが、汗・化粧・臭いがついてしまい毎回タオルを変えることは現実的ではありません。ウィルスなどを考慮してフェイスペーパーに関しては毎回変えることにしています。
また、顔にもタオルの後が付いてしまい、撮影に影響してしまうリスクもありますので、映像作品では重要性が増してくるものだと認識しています。

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【クッション】


 あった方が良いです。バスタオルを巻いてクッション代わりにできますが、あるに越したことはありません。
 仰向けの際の枕代わりや、施術時の姿勢保持の補助として、楽なストレスのない姿勢で施術を受けていただくための道具です。

 

【鍼灸関係】


 
 鍼自体は長さや太さによって種類分けされるので、僕の使いやすいものや、現場で必要だと感じる種類を揃えて持参しています。
 
 お灸も使用できる場所があり、必要であれば使います。思っているよりも有用性が高いので消防法に引っかからない場所での使用が可能です。

 また、鍼に電気をながす「パルス」というものもあります。
現場での施術、美容目的の施術に関しては、使わない理由が見つからないので持って行って損はないかと思います。


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【電気毛布】

 これは秋〜冬限定ですが、優れものなので必須です。
トレーナールームの環境にもよりますが、室温だけではなく、ベッド、タオル類の温度が低いと寒く感じます。外での撮影にもとても有用ですし、大してかさばらないので持っていかない理由はありません。


【テーピング】


 個人的には必須です。僕の治療技術がまだまだ足りないので最終的にテーピングに頼ることもあります。また、怪我の再発予防にもテーピングを巻いて欲しい方はいます。

 種類としては
・テーピングの下に保護として巻くアンダーラップ
・伸び縮みしないホワイトテープ
・伸び縮みするキネシオテープ
・関節の固定に役立つエラスチコンテープ
 
 この辺りが主流です。巻く部位や体格によって必要な太さが違いますので、何種類かずつ持っていきます。

 テーピングを着るために専用のハサミも持っていきます。



【物理療法など】

 直接施術をする以外にもアプローチ方法があるのですが、そのひとつに物理療法があり、その中で僕がメインで使用するのは「超音波」です。
 その他、セルフケアの際の補助的は道具もいくつか持参しますが、スケジュール感や荷物の量で超音波以外は省くこともあります。



【アイシング圧迫道具】


  一般的にアイシングを行う際に使用するのが氷嚢とバンテージです。衛生面を考えると「ビニール袋」と「梱包用のラップ」の使用が良いかと思います。ハサミがあればすごく簡単にアイシングを外せ、氷も捨てられます。



【その他】

・爪切り:施術者側も誰でも使える様に持っていきます。僕らの爪が長いと施術の際に爪が当たり不快感を与えてしまう可能性があるからです。

・絆創膏:現場の救急箱があれば確実にありますし、そもそもあまり使用しませんので持っていくことは少ないです。

・ワセリン:出血の際に必ず使っています。いつどのタイミングで出血するか分からないので、持っていく様にしています。

・アルコール消毒液:鍼灸施術の際に必要なのと、ベッドなど清潔に保つために必須です。

・雑巾:ベッド拭く用は確実に持っていきます。

・滑り止め:トレーナールームの床によっては施術の際にベッドが横滑りしてしまうことがあります。それを防ぐために念のため持参しています。



【終わりに】

 以上が、現場に持っていく治療関係の道具として一般的なものです。僕自身はもっと少ない荷物で現場に行くことが多いですが、あって困ることはないので挙げています。
いくつも現場が重なっているときは、その分の荷物を用意しておかなければならないので総量が結構あり、収納が大変です...




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