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読書感想文の書き方!せっかくなら楽しんで

いよいよ子どもたちの学校が夏休みに入ってくる頃になりましたね。

ここにきて自分自身の学びとは離れてしまう内容になるのですが、せっかくなら夏休みの宿題に役立てていただきたいと思い、今回は読書感想文の書き方について書いてみます。

読書感想文の書き方①最初に結末から

読書感想文の書き方は色々あるのですが、一番やりやすいのは結末を決めてからさかのぼって書くという方法です。

もちろん結末を決めるには一度通して本を読む必要があります。

ただし、どんな結末を書くか考えながら読むことになるので、「読書感想文を書く」から「結末を書く」へ目的が狭まって読みやすくなると思います。

読書感想文の結末は何かと言えば、その本を読んで学んだことや心に起こった変化です。

つまりは本を読む前と後で自分はどう変わったのかということを書きます。

そもそも読書は何かを学んだり心を動かすためにすると言ってもいいでしょう。

ですから、一通り本を読んで自分に起こった変化をメモに書き出してみましょう。

低学年や読書感想文が苦手だなという場合には、結末の段落は「私はこの本を読む前は〇〇だと思っていましたが、読んでみたら▽▽だったので驚きました。」だとか「~読んでみたら▲▲な気持ちが生まれました。」というような文で始めれば良いでしょう。

ひとまず書けるだけ書いて、あとからつけ足せば問題ありません。

読書感想文の書き方②結末の理由探し

結末を決めたら今度はなぜその気持ちが生まれたのか、理由を探っていきます。

探偵になったつもりで、なぜ自分がそう思ったのか本の中から見つけてください。おそらく何か所もあると思います。

逆に1か所しかないと読書感想文として成り立たない可能性が高いので、できるだけたくさん見つけてください。

見つけたらメモに書き出していきます。

メモとは別にA4くらいの紙を1枚用意して、先ほどの結末を一番最後に書き、ここで見つけた理由の部分を結末の前に書いておくと後で全体の流れを作りやすくなります。

読書感想文の書き方③なぜこの本を読もうと思ったのか

そして読書感想文の冒頭部分になぜこの本を読もうと思ったのかということを入れます。

結末を先に決めたのは、この本を選んだ理由を結末とつなげたいからです。

例えば「ファーブル昆虫記」を選んだとします。「虫が好きだから」というのが真の理由かもしれませんが、これがそのまま結末につながるかというと少し難しいです。

もちろん「虫が好きだから」という理由も含めても構いませんが、それだけではなく結末とつながるように理由を書きましょう。

「ファーブル昆虫記」の場合は、名前がついていることからもわかるように虫の話だけでなくファーブルさんという人間の話でもあるわけですから、むしろファーブルの生活や人生について考えたことが結末に入っているとベストです。

その結末に向けてこの本を選んだ理由を書くのであれば、「自分と同じように虫が好きなファーブル博士の生活を知りたかったから」というような内容になるでしょう。

読書感想文の書き方④全部をつなげる

これまで書いた結末、結末の理由、本を選んだ理由をつなげていけば読書感想文の完成です。

文字数が少ないという場合には、本を選んだ理由の後に簡単なあらすじを入れたり、それぞれの部分の文章に装飾語をつけてふくらませるなどして調整します。

逆に文字数が多すぎてしまう場合には、結末の理由を少し削ったり、文章の中でまわりくどくなっている部分をそぎ落としたりして減らしていきます。

個人的には読書感想文を長期休暇中に家庭で仕上げるという宿題は、本人だけでなく保護者にとっても苦行になりがちなので好きではありませんが、書かなくてはいけないのであればできるだけ楽しんで書いてほしいです。

今週の振り返り

ついに近づく中小企業診断士試験。約2週間となりました!

後は野となれ山となれで、引き続きしっかりと睡眠をとって体調を整えることに重きを置いています。

先週は次男が高熱を出すなどしていよいよ私の番か?と待ち構えていたのですが、今のところ発症していません。

逆にもし何か発症するならこの1週間くらいにお願いしますという気持ちです。

界隈の皆さんも本番まで無事に過ごせることを祈りながら勉強に励みたいと思います。









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