見出し画像

「少しずつ変わる」とは限らない4スタンス理論

先日ひさしぶりに動画入りのツイートをしました。
前屈がやわらかくなる動きのデモンストレーション。
20秒のノーカット映像なのでまずはごらんください。

いくつかポイントがあるので何をしたか分かった人はぜひコメントしてみてください。


ストレッチは本当に効果的?

毎日ストレッチを続けると体がやわらかくなると言われますが
実際はあまり変わらなかったという人は多いと思います。

私も小学生のころから体がかたくて
前屈をしてもヒザまでしか届きませんでした。

ストレッチを毎日続けてもあまり変わらず
むしろ筋肉が伸びてケガをしやすくなっていました。

筋肉はゴムのように伸びるのではなく、
折り畳み傘の柄のように長さが変わるので、
伸ばしすぎると限界がきて切れるだけです。

じゃあストレッチで体がやわらかくなる人は何が違うのでしょうか。

身体のたたみ方を見つける

ストレッチは「伸ばす」ニュアンスですが
前屈は文字どおり「たたむ」動作です。

結果的に筋肉が伸びている部分もありますが
あくまで骨格がその形にたたまれるだけ。

全身は約200個の骨でできているので
1か所の関節だけ考えて他を無視してはいけません。

全身の連動が自然にあらわれるように動くと
勝手に収まりよく体がたたまれます。

筋肉はただの繊維

筋肉はただの繊維なので縮んで元にもどるだけ。
伸びる方向に意識的にはうごかせません。
反対側の筋肉が縮むことで伸ばされている。

あくまで骨格のレールを動かす役目なのに
筋肉を意識すればするほどレールから脱線します。

筋肉は意識すると縮むのに意識しながら
引っ張ったらすごく危ない動作になります。

こういう骨理学における大前提を理解して
実践すればたった5秒で動画のように変わります。

4スタンスは一瞬で変わるのが正しい

実践するとその瞬間から変わる例。

・楽器の音が大きくなる
・ピッチが安定する
・指がよく動くようになる
・球がはやくなる
・回転量が増える
・フットワークがスムーズになる

この程度で良ければ初回のレッスンだけで変わります。
私じゃなくどの公認トレーナーでもおなじです。

なぜなら4スタンス理論はあたらしく技術を身に着けるのではなく
染みついた余計なブレーキを取り除くことから始まるからです。

レッスンを受けたら「これを意識してがんばるぞ」ではなく
「意識せずできるように何をするか」を考えてください。

意識しないとできないならそもそも自然な動作ではありません。
上手くいっているときは何も感じない「ふつう」なものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?