【シリーズ】Think clearlyの読書メモ Day. 8
Chapter. 11のテーマは「自分の感情に従うことはやめよう」です。
「自分の感情」をコントロールするのって難しいですよね。
なんか今日は機嫌がいい日とか、逆に調子よくない日、悲しい日...
そういった感情によって決まる1日ってよくあることです。
それで1日が決まってしまうのはもったいないです。さらには、気まぐれでやってくる感情に1日を左右されるなんてもったいないです。
今回はそんな「自分の感情に従うのはやめるべき理由」などに触れていました。
初めて読む方にも軽く紹介します。
このマガジンは私が現在読んでいる著書「Think clearly」の
読書メモです。
思考した部分も「サクッと」読めるようにアウトプット
していく記事にしていきます。詳しくは下記を閲覧してみてください。
それでは思考スタートです。
① 11の要約
11の要約は以上の画像の通りです。
著者のロルフ・ドベリは「見ているもの」と「感じているもの」の違いや、感情、色、それぞれを表す言葉の数を使って、「感情の不確実性」を説明しています。
ドイツ語には「感情を表す形容詞」が150種類、英語はその倍あると言われています。(日本語は約145種類)。
感情は色を表す言葉よりもはるかに多いですが、「自分の感情を表す」となると非常に困難なものに変わります。
実際に読んでいる方も想像してみると分かりやすいです。
①まず「自分が今見ているもの」を頭の中でリストアップしてみましょう。
②それを見て「どう感じた」でしょうか。
①はかなり簡単ですが②を行おうとすると意外と思い浮かびませんよね。
その日の気分はあると思いますが、画面に対して特別な感情を持っている人はあまりいません。
自分の感情を上手く言葉で表現することが難しいのは、私たちの言語能力の問題ではありません。
仮にあなたが採用を担当する面接官だとします。
30分会話をして採用を決めなければならない、と思うと難しいですよね。
だったら、何かしらの実績を見て判断する方が確実で楽です。
会話で得られる「自分の感情」より「実績」で採用するか判断する方が確実だと思います。それくらい「自分の感情はあてにならない」とこの章で説明されていました。
② 悩んだ箇所「ネガティブな感情との付き合い方」
感情は不確実なものだし、ネガティブな感情が自分に悪影響だということも肌感覚でも分かります。
また、ロルフ・ドベリは「ネガティブな感情は自分の意志では排除できない。遊び心をもって付き合おう」と説いています。
「遊び心を持って付き合うって何??」
読んでて私の中の千鳥ノブがツッコミを入れたくなります。
その具体例があまり挙げられていませんでした。自分なりに上げるとしたら、画像の「他の物事に集中してみること」です。
何かで落ち込んで何もしたくない、という時こそ始めてしまえばそれに集中してしまって前の感情が少しずつ減っていきます。これに関する実験などがあれば追記します。意外と忙しくなる時の方が、感情の生まれるスキを無くす、というイメージです。
この具体例を自分なりに挙げた理由は、私自身のブログでも紹介した、アウトプットの練習に変えるためです。これを実践してました。
③ 納得した箇所
種類的には感情の言葉の方が多いですが、色を表す方がかなりラクだということに関してかなり納得できました。
①でも質問した、「今見えているもの」「それに対してどう思っているか」の例のように前者を挙げる方がラクだったからです。
また、ロルフ・ドベリは自分の感情のことを「飛んで来ては去っていく鳥のようなもの」と表現していました。
そんな気まぐれにやってくる私たちの感情に対して真剣に向き合う方が時間も無駄になってしまいます。そこに対しては「あ、今日ちょっと調子よくなさそう」とすぐに判断するほうが大事です。
④ 余談
余談ですが、感情とセットで記憶力は向上します。それに関する記事を書いた後にこの本に出会いました...それを踏まえると感情を全否定できないし、感情って時には便利でめんどくさいですよね。
よければ「記憶力を向上させる読書術」も読んでみてください。感情も意外と便利なところがあります。
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