【陰キャが教える】説明力を向上させる簡単な方法
説明力ってどのシーンにおいても求められますよね。それだけ説明力が高いと必要とされやすくなります。
説明力を高めたいけど、「陰キャだからできない」「普通に説明力の上げ方が分からない」という方も多いでしょう。
今回は説明力を上げる簡単な方法を紹介します。
1. 説明力を上げることのメソッド2点
1-1. 説明力を上げるメソッド「聞き手に頭が良いと思われる」
相手に賢いと思わせたら勝ちです。説明力があることで相手は納得してくれた場合、「この人は頭が良くて信用できる」と思われます。
アインシュタインの言葉には「6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない」というものがあります。それくらい説明力って大事なんです。
1-2. 説明力を上げるメソッド 「自分の記憶力も上がる」
人に説明することで記憶にも定着しやすくなります。記憶を定着させる観点でいくと、こんな研究もあります。
ワシントン大学の研究では読書をする際に、「人に教えるつもりで読む」ということをしただけでも記憶の定着率は28%上がると言われています。
つまり、説明力を上げる=記憶力を上げることに繋がります。
2. 説明が下手な人にある3つの共通点
2-1. 説明が下手な人の共通点①「要点が伝わらない」
説明が下手な人の話を聞くと「結局何が言いたいの?」って思いますよね。結局何が言いたいか自分でも整理できていないのに話し始めてしまうんです。
逆に要点が分かる人は説明が上手いなと感じていいと思います。要点が分かると聞き手もそれに合わせて聞く体勢を作ってくれます。
2-2. 説明が下手な人の共通点②「結論が明確でない」
要点を言えないと同じですが、「最初に結論をいわない時点でアウト」と思ってください。
結論が分からなくなってきたら、話のオチを先に言うイメージだと想像しやすいかと思います。
2-3. 説明が下手な人の共通点③「主語がない」
話す側は内容が分かっているので主語を飛ばしがちです。聞き手としては話が分かりづらくなってしまう要因になってしまいます。
極端に例えると、「物語のあらすじの主人公が誰かも言わずに説明している」ことと同じだと思います。主語は丁寧すぎるくらいでいいです。
3. 説明力を上げる簡単な方法
3-1. ①「聞き手の気持ちを考えて説明する」
「分からない人に、分かりやすく説明できる」人が頭が良く、説明力の高い人です。聞き手は「何も知らない小学生」だと思って説明するのが一番理想ですね。
ただ知識をひけらかし、主語もなく、専門用語ばかり使ってくる人はただの質の悪いオタクと変わりません。むしろ嫌われます。
また、分かりやすく説明する時のポイントとして「聞き手の理解度を伺うこと」も大事です。理解してるかを確認しながら説明すると自分自身も落ち着いて話すことができるのでおススメです。
3-2. ②「結論を先に言ってから説明する」
結論から先に言うのはもうマストです。これを先に言えば相手は話を聞く体勢に入るので、回答の準備もしてくれます。
また、自分が結論を言うことで「目的が分かり、話の構成を組みやすくなる」こともメリットです。
結論を最初にいわないケースはスベらない話と怖い話をする時です。
3-3. ③「説明を職場で実践してみる」
職場は、説明の練習をする最適の場所だと思います。上司や同僚がその説明に対して示した反応を見て、次に活かす。これを繰り返してみましょう。
上司や先輩だとハードルが高いので、後輩に仕事を教えるときに練習するのも良いですね。後輩の理解度を伺いつつ、後輩の成長度も実感できるのでやりがいがあります。
3-3-1. ③の補足「職場でなくSNSや日記でもOK」
職場だと仕事の内容なので難しいものが多いかもしれません。そういう場合は好きなモノなどを日記、SNSに書いてみましょう。
Twitterは140文字以内で書くので端的にまとめる力もつきますね。好きなモノの説明であればモチベも上がると思います。どんどん説明しちゃいましょう。
ただし、注意するのは「SNSにいる厄介なオタクにならないこと」は心がけましょう。誰も着いてこれなくなくなります。
4. 【発展版】説明力のある伝え方2つ
ある程度は説明することに抵抗感がなくなってきた人にはプラスαで「もっと説明力の上がる伝え方」を紹介していきます。
この2つを上手く使って、相手を納得させちゃいましょう。
4-1. ①「テクニカルターム(専門用語)を使う」
テクニカルタームを使って相手の興味を持ってもらいましょう。そうすると相手が聞く準備をしてくれるだけでなく、その話が相手の頭に残りやすくなります。
難しいワードに興味を示す⇒分かりやすい言葉で説明する
これをするだけでも十分説明力は上がります。
好奇心を刺激する脳の機能は記憶を司る「海馬」に隣接していることが理由です。テクニカルタームを使って振り向いてもらいましょう。
4-2. ②「SPICEを使って説得力を上げる」
相手を説得するのにかなり優れたテクニックが「SPICE」です。それぞれのテクニックの頭文字をとったモノですね。プレゼンなどに有効です。
これはサイコパスの研究から導き出された説得力のある話し方なんです。
Simply, Perceived self-interest, Incongruity, Emphasyの5つの要素があなたの説得力を上げてくれます。
次の段落からその5要素について紹介していきます。
4-2-1. 「Simply(単純化) して説明する」
相手に伝えたいことをできるだけ短く単純なメッセージにまとめることです。
選挙活動に多いイメージですね。N国の「NHKをぶっ壊す」、オバマ元大統領の「Yes, we can」がSimplyの例です。
私たちの脳は単純さを好みます。シンプルであればあるほどすんなり理解してくれます。
4-2-2. 「Perceived self-interest(私的利益感)を出す」
聞き手の利益になるような言い方をしましょう。このnote記事とかもこの私的利益感を覚えさせるような言い方をしてます。
私の記事の場合だと「この記事を読めばあなたの説明力が上がる」ですね。
「あなたが得をします」というメッセージをしっかりと込めましょう。
4-2-3. 「Incongruity (意外性)を持たせる」
意外な事実に相手の目が向いているうちに説得させましょう。知識を使った意外性で説得させるテクニックですね。
例えると、「六本木って実は人気のない街ランキング1位と取ったことがあるんです。」という事実を示したと同時に「だからこそビジネスチャンスがある」というような...ちょっと強引かもしれませんが。
4-2-4. 「Confidence (自信)をもって説明する」
プレゼンや説明をする時の切り札といってもいいレベルです。上で紹介した意外性の例も自信をもって説明すると思ったより説得力を増します。
自信を持つことでハロー効果というものが得られます。ハロー効果はずば抜けて良いところがある人を見ると「なんでもできそう」と思ってしまう効果です。
英語ができる⇒仕事できそう、字が綺麗⇒礼儀正しいといったように目立った特徴をもとに評価の大部分を決めます。逆にずる賢く利用しちゃいましょう。
4-2-5. 「Emphasy (共感)を得る」
共感を皮切りに相手を説得するテクニックです。何かしらの疑問を投げかけてあげることで共感は簡単に得られます。
その回答に対して共感を示すだけでも、相手の気持ちにもあなたへの共感を生み出すことができます。
5. 説明力は誰でも上げられます
会社に仲の良い動機が1人もいない陰キャな私でも最初の3つの方法を実践しただけで、プレゼン2位になりました。
もう開き直って堂々ど自身満々に話すことで同意を得られたのかなと思います。とにかく、1つの実績として残りました。
こんな私でも社内プレゼン2位になれるのであれば、これを読んだあなたはもっと上にいけると思います。営業で大きな契約を取ってくるかもしれません。
そのくらい自信をもっていいと思います。ぜひどれかしらを実践してみて説明力を上げてみましょう。
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