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今の水泳界に思うこと
私は、現在45歳。
私が、水泳を習い始めた42年前は、スイミング全盛期というぐらいスイミングスクールに子供が溢れかえっていた。
その中で、もみくちゃになって泳いでいたけど、当時の水泳用品などは今のように進化しておらず、Vパンのスクール水着を少し上等にしたような生地の水着だった。
それでも、今は少し忘れられている大切な運動能力をしぶとく、執念深く練習させられたのを覚えている。それは、
キック
競泳の世界でコーチングを25年行ってきて、今どんどん退化してきているのが、キックのレベルだと僕は痛烈に感じてきた。
世界レベルに近づくには、やはりこのキックの能力を今ここで元に戻さないと、今後世界とのレベル差がものすごく開くと僕は思う。
キック力が低下しているその理由は、僕が思うに3つ
社会的にゲームが浸透し、子供たちが外で走り回って遊ぶなどの身体運動が年々低下してきている。
多くのスイミングでは、子供たちがしんどくなって嫌がるキックの練習で内容を組み立てるコーチのスキル低下。
JOなどの低年齢における制限タイムの高速化に起因して、小学校低学年からのプル練習の増加で、全国大会の制限を突破する子供が増えてきている。
以上の3つの要因が大きくあると私は感じている。
その根拠を有料記事にしてあるので、気になる読者の方は読み進めてね!!
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