マガジンのカバー画像

「専門誌の記者によるレポート」寄稿 記事まとめ

45
外食産業、スーパーマーケット、コンビニなど、国内を中心とした小売業界の話題、注目のトピックについて、専門誌の記者ならではの視点でレポートしていただきます!
運営しているクリエイター

#OMO

攻勢に転じるコンビニの令和版「業態革新」

食品から調味料、日用雑貨まで生活に必要なものがひと通り揃い、生活ニーズに対応したサービスや各社オリジナル商品を展開するなど、私たちの生活に欠かせない存在となっているコンビニエンスストア。 その一方で競争も激しく、次なる成長施策としてデリバリーサービスやリテールメディアなど新しい業態にチャレンジする動きが出てきているようです。コンビニ大手3社の新しい取り組みについて、「販売革新」編集委員 梅澤聡さんに解説いただきました。 既存の枠組みを超える業態革新に期待チェーンストアの成長

リテールメディアは、小売業にとって新たな収益源になるのか?小売業の新たなB 2 Bビジネス、高まる期待と課題

買い物をするとき、商品がたくさんあって何を購入すればいいのか悩んでしまうことがありますよね。そのような中で、いつも利用するお店から興味のある商品をおすすめされて購入を決めたことはありませんか? このようにオンラインショッピング・店頭どちらにおいても、興味・関心のある情報を最適なタイミングで受け取ることができるリテールメディアは、消費者により良い購入体験を提供できる可能性があります。さらに消費者だけではなく小売企業や広告主にとってもメリットがあることから、今後のさらなる成長が期

取り残された地域や生活者を支援する スーパーとドラッグストアの移動販売

住み慣れた街ではあるものの、人口減少や高齢化、その他の理由のため徒歩圏内にお店が無く、日常の買い物に不便を感じているケースを耳にします。 そのようなニーズを満たすサービスとして移動販売車が注目されていますが、人々に求められている理由は他にもあるようです。 今回は既に移動販売車の取り組みを進めている各社の事例について「販売革新」編集委員 梅澤聡さんにレポート頂きました。 全国的に過疎化が進み買物困難者が増加移動販売車が全国で広がりを見せています。スーパーマーケットやコンビニ、

楽天とのタッグで急成長を遂げる西友の「OMO戦略」とは

コロナ禍でニーズが急拡大した“ネットスーパー”。西友では20年以上に渡りそのサービス事業に取り組んでいます。 今回は、2018年に開始した楽天西友ネットスーパーに注目し、ECに強みを持つ楽天と、食品スーパーという実店舗を持つ西友がお互いの強みを生かして、お客様により便利な買物を提供するためどのようなOMO戦略を推進していこうとしているのか?「食品商業」副編集長の三浦慶太さんにレポート頂きました。 西友と楽天が共同で事業展開する「楽天西友ネットスーパー」が絶好調です。西友は、

ファッション業界で進むショールーミング化、OMOは本物か?

ネットショッピングの利用が加速し、以前にも増してそれぞれのライフスタイルに合った時間や場所で買い物ができるようになっています。その裏側ではお買い物体験の向上のため、様々な店舗側の工夫が存在しているようです。今回は、ショールーミング化の現状と店舗の取り組みについて、「ファッション販売」編集部の河波昌美さんにレポート頂きました。 ECの浸透で「待つこと」が許容されるように新型コロナウイルス感染症の影響により長らく続いた外出自粛は、消費者の購買行動に大きな変化をもたらしました。社