![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2866901/rectangle_large_a4e26fb552cc39b54249ac9b7e688bd5.jpg?width=1200)
「忘れられた巨人」カズオ・イシグロ
苦手なファンタジー。最初は読むのがしんどかった。主人公の老夫婦がつらそうなので読むのが苦痛だった。
舞台は6〜7世紀のイングランド(らしい)。アーサー王の時代(らしい)。
「人間の記憶」について書かれた小説だと僕は思った。その点で大変興味深く、そのおかげで最後まで、短時間で読み切れたのだろう。
ちょうどテレビで綾瀬はるか主演の「精霊の守り人」を放送していて、僕はやはりファンタジーが苦手なので観るのが辛かったんだが、こちらは若い第二王子の成長譚として大変おもしろかった。綾瀬はるかがかっこよかったし。
老夫婦がある相手と対峙するのだけど、それが「精霊〜」の対峙するものとちょっと似てて、シンクロを感じた。
カズオ・イシグロは「私を離さないで」しか読んだことがなかったけど、他の作品も読もう。