水太りの真実
私水を飲むと浮腫む(むくむ)、水太りする…
そう思っていませんか?
むしろ逆です。
水の摂取量を減らせば、体内の水分量は減少し、危険を察知した脳は汗や尿を出さないように指令を出します。
体内には余分な水が増え、新陳代謝が悪化するために、よけい浮腫み(むくみ)がひどくなります。
水を多めに飲み、汗や尿の量を増やすことで、体内で滞留していた余計な水も放出されます。
カロリー目線で考えてみるとそもそも水はカロリーがゼロです。
そのため、水の飲み過ぎで太るというのはクエスチョンマークですよね?
水分をとることで得られるメリットを見ていきましょう。
1日どのくらい水分は必要?
ダイエットする際になんとなく水は必要だと思い意識しますよね?
でも意識するだけではなかなか実行に移せんません。
いったいどのくらい必要なのか?
明確にしていきましょう。
まず、1日に消費している水分は2.5リットルです。
詳細は下記の通りです。
⚪︎呼気 0.5リットル
⚪︎汗 0.5リットル
⚪︎尿や便 1.5リットル
私たちの体はこれらから水分を失っております。
でも1日2.5リットルなんて飲めない…と思いませんか?
大丈夫です。
最低でも飲み物として1リットル飲みましょう。
私たちは飲み物以外からも水分摂取をしており、食べ物から1リットル、代謝(※)で0.5リットルあります。
※たんぱく質・脂肪・炭水化物を燃焼させる際に作られる水分
合計で2.5リットルとなります。
そのため飲み水として1リットルを飲めるようにすると良いです。
血行改善でセルライト対策
セルライトのできやすい人は、代謝が悪く、汗をかきにくい人ができやすい傾向にあります。
セルライトは、脂肪細胞の周りに老廃物や水分がたまっている状態で、それが肥大して皮膚の表面に現れています。
セルライトの多くは、血行不良や代謝の低下によって起きます。
新陳代謝を活発にさせるような硬水を飲むのが効果的です。
硬水は硬度301mg / L〜のお水になります。
⚪︎エビアン 硬度304mg / L
⚪︎コントレックス 硬度1468mg / L
こちらの2つはスーパーでも見かけるお水ですよね。
コントレックスは味が…という方も多くいらっしゃるかと思いますので、エビアンから始めてみるのも良いと思います。
まとめ
水を飲むことで、水太りの解消やセルライトの対策にもなりますので、怖がらずにぜひお水を飲んでください。
気づいたら1日500ミリリットルくらいしか飲んでなかった。
そんな日もありますよね?
各食事でコップ1杯(200ミリリットル)ほどを追加して、隙間時間でこまめに摂取することで1リットルは達成できそうですね。
まずは食事とともに1杯の水分摂取から始めてみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
参考文献:藤田紘一郎 水の教科書 正しい飲み方・選び方の実践 海竜社 2018