【リモート勤務&育児疲れの結果、休職して子どもと向き合うことにした件】
メンタルやっちゃいまして。
(のっけから割と重め)
私は、フルタイムで働く二児の母。
3歳と5歳の超おてんば娘を育てている。
夫はフリーランサーで、外勤が主流。
今年(2022)になってから3ヶ月の間に5回も保育園が休園になったりクラスが閉鎖になった。
何度も何度も7日間の待機や14日間の登園自粛により、有休もなくリモートしながら育児しながらおてんば娘を見るのは至難の技。
年度末ということで業務もこれまで以上に多忙で、ついに私の心は壊れてしまった。
ポジティブでいつも笑っているのが取り柄だった私は今年に入ってあまり笑わなくなり、
いつも心にモヤがかかっている。
そんな中、ついに限界が来てしまった。
毎朝涙しか出ない、力が入らず立っていられない、毎朝お腹を下す。
体調にでだしたらもう手を打たないと。
自分でしっかりセーブすればよかったのだが、バランスを崩してしまい2週間ほど休職することにした。
他の人に本当に申し訳ないが子どもも不安定になってきて、笑ってない自分や怒ってばかりの自分をリセットしたかった。
何より、心の休息が必要だった。
私には、幸い応援してくれる人がたくさんいる。
実家の母も心配して駆けつけてくれた。
そして、休職と同時に娘を連れて実家に帰省することに。
姪っ子3姉妹は私達が帰ると凄い勢いでハグをしてくれ、
「今日、これ(私たちが来ること)を生きがいに学校がんばったー!」
と、まっすぐな気持ちをぶつけてくれた。
一緒にたこ焼き屋に行ったり、
人生ゲームをしたり。
THE実家!みたいな過ごし方に癒される。
夜は、姪っ子の一人とスーパー銭湯に出掛けてたくさん話した。
いつも未就学児と一緒だからか話の通じる人といるだけでも本当にいろんな想いを共感できるし、風呂もサウナも最高すぎて癒されまくった。
すると、高校生の姪が「風呂上がりの牛乳おごらせて!いつもがんばってるんやから、2本でも3本でも私がおごるよ!」
と、めっちゃ姉御肌な申し出に感激した。
大きくなったなぁ。
頼りになるなぁ。
ほんでめっちゃやさしいなおい。
かわいいアプリも教えてもらって、一緒に牛乳の写真をとった。
翌朝は、娘と一緒に犬の散歩。
足が悪いムギという犬は、もうどこでも一休みする。
一休殿より休む。
大をした後は「用無しです。」と言わんばかりに、芝生に座り込み、散歩をボイコット。
動かそうとすると野獣の目つきになるし、小心者の私は、野生の流れには逆らわないようにしているので(噛まれたくないだけ)、呆然と立ち尽くす。
3歳の娘は、
「ムギ、どうやったら立つかなぁ?」
私「…なぁ?どうしたらええ思う?」(丸投げ)
娘「そうだ!お花をあげたらいいんじゃないかな?」
と、花で気持ちを高める作戦。(さすが半分スペイン人)
たんぽぽを摘んできて、渡すけどビクともしない。
(せやんな)
そして、毛をブラッシングしたり、ハグしたり、
「大丈夫?むしりないで」と声をかけたり、パーカーをかけてあげたり。
普段、ものすごくおてんばなのでムギに優しくてびっくりする。
そして、ビクともしないムギに、
もう無理じいはやめよう!と腹をくくったのか、
持ってきたパーカーを芝生に敷いて、
寝た。
(寝たー!!!!)
この頭の柔らかさに、感激した。
童話「北風と太陽」を思い出した。
相手にしてほしいことがあれば無理をさせず、寄り添って相手のことを考えて行動する。
ついつい毎日の忙しさに流されて「早く!」と北風をビュンビュン吹かしていたなぁと反省。
この休職中に、子どもと自分と向き合い、道を見つけていこう。