2023-2024台湾へ(2023.12.28⑥)
高雄美麗島駅の1番出口の目の前にある「大園環鶏肉飯店」。
以前の旅でも来たことがあり、安くて美味しくてその味に感動したお店。
こちら歩道にはりだした席のみしかないけれど、それも屋台のような開放感があって好き。
今回注文したのは、鶏肉飯と魯肉飯との相がけごはん。
蛤仔雞湯(ハマグリとトリのスープ)。油豆腐・滷鴨蛋。筍干。
このお店は何より鶏肉飯が美味しい。鶏のしっとり加減や隠し味的にかかっている肉燥とエシャロットがアクセントになっていて、あっさりしているけれど旨味たっぷりで、今まで食べた中で1番好きな鶏肉飯のお店なのだった。
今回はなぜだかよく考えずに欲張って魯肉飯との相がけにしてしまった。当然魯肉飯の味のほうが強くて、鶏肉飯の繊細な味をじっくり味わえなくなってしまったので、ちょっと残念。それでも魯肉飯もトロトロですごーく美味しかったのだけれど。
味の染みこんだ油豆腐・滷鴨蛋も必須。
そして蛤仔雞湯は貝と鶏肉の自然な旨みが染み出た滋味深い味。台湾のこういう器に入ったスープは大きな蒸し器に入っていて、熱々のものが出されることが多いと本で読んだ。確かにここでも鍋ではなく中が棚で区切られているような四角い蒸し器のようなものから取り出していた。
筍も隠れた副菜。これでビールが何本でも飲めそうなおつまみ感もある味。
お店の人たちもテキパキと働き持ち帰り用のごはんを求めるお客さんもひっきりなしにやってくる。相変わらずの賑わい。
懐かしさの中でよい時間を過ごしお腹も満たされた。